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2010年04月17日

 ■ ご近所パワーで助け合い起こし

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本日は午後から途中参加になりましたが、社会福祉協議会で地域福祉のセミナーを受けてきました。昨年JCのマニフェスト検証大会で市長に見守りの推進を提言したんで、言いっ放しなのもどうかと思い、お勉強です。独居老人や障がい者、寝たきりなどの方々を、災害の際や、その方の病気の際、どうやってセーフティネットを築くのかということで、自助、共助、公助という方法があるのですが、このうち住民の力で助け合おうというのが共助にあたり、具体的には見守り、声掛け、集いの場の機能などが求められています。しかしどうやって住民の見守り体制を地域で作るかというのは、現代では難しいテーマです。

ここで、講演の内容とは直接関係ないのですが、たまたま同じ時期に読んだ内田樹の「下流志向」から、リスク社会についての記載がありました。
いわく、リスクをヘッジするというのは、個人で行うというのは原理的に不可能です。AかBかを選ばなければならないとき、個人ではどちらかを選ばないといけません。複数集まって協力すると、あなたはAわたしはBを選ぶから、どっちか間違った方には、正しいのを選んだ方が援助する、という集団として生き残るという目標を掲げてる人のみがリスクヘッジを享受できるということです。

明治の昔から日本人は迷惑の掛け合い、という仕方で、相互扶助ネットワークや地縁共同体を形成してきました。映画男はつらいよの寅さんも、いろんな人に迷惑をかけながら、愛されて生きていましたね。これが社会的なインフラが整備されるにつれ、だんだんと消えて行っているのは皮肉なことです。他人から迷惑を掛けられたくない、自己決定に関与して欲しくない、と宣言することで、ネットワークからはみ出すことはできますが、本当に困窮した時に支援してくれる人間もいなくなってしまいます。


実際の現場は十人十色いろいろなことがありますが、地域の人々が自分のこととして考える機会はもっと多くあった方が良いのでしょうね。私も言うは易し行うは難しではありますが、微力ながらも頑張っていきたいです。

投稿者 fujix : 2010年04月17日 16:31