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2010年02月02日
昨年は86年出版の『思考の整理学』が売れて続編『忘却の整理学』が出版されるほど外山滋比古ブームだったのですが、07年出版の『「読み」の整理学』を読みました。最近はケータイ小説とかtwitterとか短く読みやすい文章が好まれているようです。ついつい自分の知っていることばかりを読んでしまいます。知っていることはわかりやすく、知らないことはわかりにくい。文章で書くと当たり前の話のようですが、その背景は結構深いということに気が付きました。
宮台真司の『日本の難点』の中で、最近のケータイ小説の流行の背後にあるのは、人間関係の希薄化。つまり、読者は濃密な人間関係を経験したことがないので、濃密な人間関係を描かれてもわからない。なのでディープな関係の履歴よりも「ディープな事件の羅列」を望む、ってことらしい。最も私はケータイ小説なんて読んだことありませんが、実際には起こりそうにない事件が1話ごとに羅列されて、でも「なんだか最後は幸せ」的な流れが他者との関わりが薄くなった現代人のニーズだということ、本質はわかんなくても、シーンや雰囲気は何となく・・ってところでしょうか。
去年ちょっとしたブームだったカラマーゾフ~をはじめ、文学シリーズももマンガ版が出てたり、人気漫画家が挿絵を描いてたりしてますね。カラマーゾフは原著も読んだんだけどなかなか頭に入らなくて・・・。
かつては、面白い本など読んでも学問になどならないという禁欲的思考がありました。かの内田百閒は読書の前に本に一礼したそうです。、私も今年こそはわかってること、知ってることはアンラーンして読むの止めて、わからない分野を読もうと思いつつ、ついつい忙しくってなかなかそういう時間がとれません。喫茶店に本持って行ったりとか、読書スペース探しに行かなくっちゃ。
投稿者 fujix : 2010年02月02日 07:57
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コメント
『日本の難点』のくだり、とても興味深いですね。
人間関係の希薄化ですか。
わたしもケータイ小説は読んだことないけど。
人って、人の話を聞くよりも自分が話す方がはるかにラクなのだと思います。
だから、本を読むのも同じなんじゃないかと。
いろんな考えを取り入れないと、自分の世界は広がらないとはわかってるんですけどね~。
投稿者 Sunny : 2010年02月03日 17:12
どうも!
知ってることを聞かせてくれるわけじゃなし、知らないことは話せないですからね。
でもコレこれってのに巡り合えた瞬間のトキメキを目指して頑張りますよ~
投稿者 藤田歯科医院 : 2010年02月03日 17:46
