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2009年08月19日
■ 松本清張の世界
別冊宝島社から「松本清張の世界」が発売されました。著作一覧の他、映画化ドラマ化の全映像化作品データベースを備えた保存版です。
裏表紙に「小説は“いかに書くべきか”ではなく“何を書くべきか”が前提」とあるよう、清張が社会派ミステリーを仕掛けたその背景が時々垣間見れるのが興味深いです。
また、別の単行本ですが「名札のない荷物」という随筆集の中で、「万葉翡翠」という小説を書いた狙いを語る部分があります。曰く、「万葉集にある淳名川という空想上の名詞と、翡翠の出る姫川を小説的にドッキングさせてみたかった」。
小説は特に出来上がった結果が重視される世界だとは思いますが、どういう狙いで、何を表現したかったかというプロセスは、(一般人にはあまり知ることができませんが)重要ではないかと思います。またそれは医療にも当てはまります。
投稿者 fujix : 2009年08月19日 07:50
