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2009年04月02日

 ■ カイゼンとチェック

昨日、過去の年報のごあいさつ文を載せたのですが、まだUPしていない分があったので今日載せておきます。2005年の文章で、今見たらおかしな部分があったんで校正しました。

「カイゼンkaizen」という言葉が和製英語としてアメリカでも使えるようになったのをご存知でしょうか?「改善」はこれまで日本語にしかなかったようで、英語に当てはまる言葉がないというのは日本人には不可思議に思えます。意味は「物事をよい方に改めること。」日本企業のなかではトヨタが有名で、「トヨタ式」という言葉まであるそうです。常に“カイゼン”の余地を探して工場内を歩き回る工場長というイメージがあります。

改善への第一歩は、まず今あるものを見直すことにあります。日ごろ、当たり前のように行っていることは、果たして本当に意義があることなのか、もっと単純にできるのではないか、標準化されているのか、なぜ途中で止めてしまったのか、などを考えていかねばなりません。

藤田歯科医院でもカイゼンには力を入れようと、ミーティングで話し合いを続けています。なぜ今までこんな簡単なことに気がつかなかったんだろうと思うこともあれば、全くどうしたらよいか五里霧中の問題もあったりします。それがある日突然アイデアが閃くことがあったりするわけです。カイゼンの結果、棚卸しは税務上のものではなくなり、定期的に行われます。新築時勧められて多めに取った収納スペースはガラガラ、デットストックもほとんどありません。決算書もしかりです。

さて、国司義彦氏の著書「問題解決の基本がわかる本」の中で、問題解決の三つのポイントを
・目で見て「素朴な疑問」をもつ
・現状を俯瞰する
・計画と実績のギャップを大切に
という点に凝縮しています。いずれにしても解決の鍵は現場にあり、常に医療現場と立ち向かう姿勢が必要ということです。

当院では
・ 現在ある問題点は自ら見つけるべきである。また、見つけるスキルを養うべきである。
・ 同様に、自ら解決すべきである、解決すべきスキルを養うべきである。
・ 以上2つのスキルを身につければ、解決できない問題はなくなる。
ということを目標に、コツコツと積み重ねていっています。

 他人にチェックを受けることはある意味簡単です。一方、自分で自分をチェックすることは、甘えや妥協が入り込みやすく、難しいといえるかもしれません。常に結果が求められる医療機関では、他者評価も重要なことですが、常に自らを「カイゼン」できるようなマインドを持ち続けていきたいと思っています。

投稿者 fujix : 2009年04月02日 08:16