« 予防歯科臨床のこれから | メイン | コムスン事件その後 »

2007年06月13日

 ■ キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか?

ヘンなタイトルですが「豊かさ」を考えるシリーズです。今回は精神的な豊かさを考えてみたいと思います。
ボランティアでネパールに行った際、街角で遊んでいる子どもの多さに驚きます。最近日本ではあまり見ることのない風景です。物騒な世の中なので、子どもだけで公園で遊ぶのも心配な気持ちはあるでしょうね。でも私が子どもの頃は、公園なんてのはみんなの遊び場で交流の場でもありました。野球をしてたら、知らない上級生や大人が混じってきて、自分の打順がなかなか回ってこなくなっちゃったり、半ば迷惑だなあ、なんて思いつつそれなりに楽しんでいたものです。今思えば現在よりも「豊かな」社会と言えますね。

タイトルの本は、日常生活の中でちょっとした勇気を持ってなにかをやってみよう、という実験を綴った本です。電車で知らないオヤジに話しかけて飲みに誘ってみよう、とか、ゴールデンウィークのお台場で孤独な男たちと人生を語り合う、とか大いなる実験とその結果が面白おかしく書かれてます。

その中に「公園で遊ぶ子どもたちと話をする」っていう話がありました。しかし作者はここで散々な目に遭ってしまいます。一緒にいる母親に遮られてどこかに行っちゃったり、クモの子を散らすように走って逃げられちゃったり、話しかけるだけでも犯罪者扱いなのです。

これは公園で遊んでいる子どもたちが被害に遭う事件が多発しているだけに、致し方ないことなのかもしれません。今後は子どもを守るシステムも必要かと思います。でもそれはどこかの警備会社にお金を払って依頼する、ということではなく、地域の人たちが自ら進んで行うことかと思います。かと言って私が今日から公園で子どもたちに声を掛けても本の作者と同じような反応になっちゃうかもしれません。まずは私が安全な大人であることを地域全体に認知されること、そしてそういう大人がたくさん増えていくことが必要です。幸いなことに歯科医師は地域の人と顔見知りになる機会が多いためちょっとアドバンテージがあります。なんだかよく見かける地域のオッチャン「その正体はこっそり地域を守る安全な大人」を目指して少しずつ挨拶運動をしていきたいと思います。

投稿者 fujix : 2007年06月13日 06:56

コメント

ほほ~
いろいろな本があるんだねぇ

今度本屋で見かけたら、かおっかな。

なんだかよく見かける地域のオッチャン「その正体はこっそり地域を守る安全な大人」を目指して少しずつ挨拶運動をしていきたいと思います。チビッ子のみなさん、逃げないでねー。

ってのは、本に出てくるのかな?
気に入りました。

投稿者 すし : 2007年06月13日 20:54

どうも~!その部分は私の感想です。でもよく考えたら子どもが遊んでる時間は仕事で公園にいけないんですけどね。
すしん家の付近は結構地域のつながりで子どもを見守るって感じでは?

投稿者 藤田歯科 : 2007年06月14日 08:02