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2007年06月01日
「日本は経済大国であるが、豊かな国ではない。」「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書の中で、著者はこう言っていました。モノは足りているけれども、それだけで果たして豊かと言えるのか?という話です。
一つには精神的な豊かさがあげられます。もう一つ、経済学的に考えるといろいろと面白いことがわかります。今回はPHP新書「日本の反省~豊かさは終わったか」飯田経夫著より、抜粋して「豊かさ」を考えていきたいと思います。
現在の日本は買いたいものはほぼすでに買ってしまい、新たに欲しいものはほとんどない、という状況です。パソコンや携帯が広まってしまい、かつての3C家電などの大ヒット商品はしばらく出てこないといわれています。欲しいものが無いから買わないだけでも、消費が不振と取られてしまう不思議な不況でもあります。例えば今絶好調の任天堂の業績が来年度下がったとしたら、それはほとんどの人がニンテンドーDSを買っちゃったことが原因だったとしても、不景気のせいになってしまうかもしれません。
このような物質的な豊かさをもたらした日本経済の成長はすばらしく、それを支えた世代の勤勉さに感謝すべきであります。が、どんなにすばらしいライフスタイルでも、ある一定期間経過するとだんだん「黄昏期」を迎え、「行き詰まり」を迎えてしまうそうです。「豊かさ」に「飽き」てる状態です。
この状態が続くと、これまで右肩上がりの成長に慣れてしまっている日本人はモノの豊かさに行き詰まり、消費を止め、ものづくりは低成長、ゼロ成長の段階に入ってくると思われます。それを悲観論好きな日本人はネガティブに不景気と捉えてしまいがちですが、経済成長を目的としない、新たな生き方に転換するチャンスなのかもしれません。
で、新たな生き方とは「心の豊かさ」であったり、「QOL(Quolity Of Lifeの追求」であったり、「シンプルライフ」「スローライフ」であるのではないかと思います。今こそ、精神的な豊かさを追求するチャンス!ではないでしょうか。
ここから先妄想ですが、最近ニートやネットカフェ難民という若者の生き方を否定的に報道されていますが、もしかしたらそういう自由な生き方の中から、新しいビジネスや生き方が生まれてくる可能性もあるのかもしれませんね。
投稿者 fujix : 2007年06月01日 14:27
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コメント
まだまだ欲しい物がたくさんある私は、日本人ではないのでしょうか?
欲しい物あっても、そんなに金ないし・・・・(;_;)
投稿者 あそちゃんです。 : 2007年06月01日 22:58
あそちゃん先生、コメントありがとうございます。
自転車で十分精神的な豊かさを謳歌されていますねー!
欲しいものがない、というのはかつての三種の神器や3Cなどの大ヒット商品が無い、ということで、先生のようなマニアックな需要は(失礼!笑)なくならないでしょうねえ~。
それと経済成長が止まる(と言われてる)もう一つの理由に、環境問題もあるそうです。大量消費、大量排出によるごみの肥大化です。環境にやさしいあそちゃん先生なので、この辺は先見の明をお持ちでは?
ではでは!今晩会いましょう。
投稿者 藤田歯科 : 2007年06月02日 08:37
