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2007年04月12日
■ 週刊ダイヤモンドより「衝撃の医療格差」
2007年4月7日号の週刊ダイヤモンドの特集は「衝撃の医療格差」でした。ちょっと流行り言葉にしちゃおうかな、っていう下心アリのタイトルですが、中身は医療者側と患者側に中立した立場で充実していました。
タイトルの「医療格差」という点では、13000円払えば利用できるVIPルームなど、富裕層ビジネスとしての医療の一面が紹介されています。が、厚生労働省に仕掛けられた病院淘汰の波によって、慢性期医療はかなり削られていますから、病院の利益が上がるのは厳しい時代であると言えるようです。このままの病院つぶしの医療行政では、日本の医療は崩壊する、という意見が述べられています。
そうした中で、大学生が立ち上げた病院「コラボクリニック新宿」
http://collaboclinic.com/
のように、低予算で患者本位を実現させた病院も生まれています。電子カルテをパソコンが得意な学生が作り、内装やロゴなどのデザイン関係は芸大生が担当する、機材はインターネットで安く仕入れる、と言った具合です。こういう動きは好ましいことで見習う点も多いです。
あとは、患者サイドの問題にも触れられています。救急車をタクシー代わりに使う患者を、患者第一主義の風潮の元、注意できない病院の事情、とか、支払われない入院費など、安全だけを求めてやりたい放題になっている現状も指摘されていました。
最近は産科婦人科地域医療での医師不足が問題になっていますが、これは不条理なまでに締め付けられた医師たちがリスクを取らなくなっていることの表れともいえます。いろいろ見直したい点が多いですね。
投稿者 fujix : 2007年04月12日 09:17

