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2006年12月22日
■ 「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書 その3
ちょっと間が開きましたが続きです。前回は労働の話でしたが、その勤労によって得たお金の多くは貯蓄に回り、その貯蓄が金融機関を通して土地の値上がりに使われます。地価が上がると真面目に働いてもマイホームが持てない、または住宅ローンに追われ、勤労の成果をすべて住宅に奪われているという皮肉な結果を起こしています。また地価の上がった狭い土地にぎりぎりの家を建てたり、高層マンションの一室に住んでいることも多いでしょう。
豊かさを語る上で、住宅の力は大きく、スイスの学者は、健全な生活の基礎として「部屋の力」、「庭園の力」を挙げています。住宅の質がもっと高くなり、都市の環境がよくなれば、医療費も自然に低くなると言われています。これは、赤ちゃんの泣き声がうるさいと隣近所から苦情が出て、かっとなって事件に発展、というような住宅にまつわる悲劇からも言えそうです。
ドイツ人は人生を愛するように住宅を愛している、と言われています。住宅は人格の一部だと、ゆったりと美しい住宅で人生を送ることを幸せの第一条件としているそうです。昨日の夜、松居一代さんのお掃除特番やっていましたが、ああいうのもいいですよね。納得です。私もここの掃除カテゴリを更新すべく年末大掃除に励みたいと思います。
続く
「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書
「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書 その1
「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書 その2
「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書 その3
「豊かさとは何か」暉峻淑子著 岩波新書 その4
投稿者 fujix : 2006年12月22日 07:12
