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2006年09月20日

 ■ 黒澤明監督「生きものの記録」の歯医者さん

黒澤映画の「生きものの記録」の冒頭に歯医者が映ります。親子で歯科をしている父親(志村喬)の方が家庭裁判所参与員をしてて、裁判所から電話がかかってくるところから始まります。このシーンよく見ると、現在では技工などでしか使わない電気エンジンで歯を削ろうとしています。削れないことはないでしょうが、口中ガタガタ響きそうですね。時代を感じる光景です。

裁判が進むにつれ、被告人に感情移入してくるお父さん歯医者は、夕食後のひと時を歯医者の治療用ユニットの電気で本を読んでます。で、消毒に器具を入れながら息子さん歯医者さんと話してます。(懐かしの煮沸消毒

この光景、小さい頃を思い出します。当時は家と繋がってる歯科医院だったんで、診療終了後の歯科医院でユニットに転がってたりすることはよくありました。昔はマクドナルドのスクラッチくじは歯科の治療用椅子のライトに透かすと当たりが透けて見えてました。歯科の技工道具は結構な七つ道具として使えていました。医院が道を挟んで前に移転した今では、この映画のような夕暮れの歯科医院のシーンは懐かしい思い出です。



投稿者 fujix : 2006年09月20日 07:32