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2006年03月01日
■ ひまわりの祝祭 藤原伊織 講談社文庫
何かを伝える信号のように虫歯がずきりと痛んだ時、突然まわりが騒々しくなる!主人公秋山秋二は「一万羽の蜂が口の奥で羽音を鳴らし」(むし歯の痛み)ながらもゴッホのひまわりを巡る争奪戦に巻き込まれ、「卵の殻よりさらに硬い何かが壊れていく音」(虫歯で歯がかける音)を聞きながらも、事件に立ち向かい、アイデンティティーを回復していくのであった。ハードボイルドの主人公は甘党でもいいのか?という疑問を見事解決した作者の力量に拍手(笑)
ところで、その後歯医者に行ったのだろうかと心配してしまうのは、余計なお世話かな。
投稿者 fujix : 2006年03月01日 07:10
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