2009年09月04日
 ■  フードファディズム

「フードファディズム」とは、食べ物や栄養が健康や病気に与える影響を過大に評価したり信じたりすることを言います。お昼のTVでみ●も○たがこの食品が健康に良い、と言ったらその日のうちにスーパーで売り切れる現象が一時期続きました。ついにはねつ造のダイエットをでっち上げる事件まで起きました。

食品は健康に効果があるものもありますが、適量というものがあり、摂り過ぎてもよくありません。○○が効くと聞いたからと、毎日毎日摂り過ぎれば逆に良くない結果にもつながります。

大して効果の無い食品をものすごい効果があるかのように報じたかと思えば、逆にものすごく危険なように報じられるケースもあります。いかに一つの科学研究から「危険」を取り出してアピールするか、悪い部分をわざわざ抜き出し、センセーショナルに伝えるマスメディアの傾向が確かにあると思いますし、それが社会に悪影響を及ぼしていることも事実です。

逆に「危なくない」ということを伝えるのは難しい。どれだけ詳しく検討して安全の証拠を積み上げて行ってもリスクゼロを証明することはできないと言われています。ないものは証明できないと言うのは科学の持つ根源的な壁であり、これがある以上危なくないという報道は難しいようです。

しかしメディアはごく一部の人にしか当てはまらない現象を抜き出して報道します。根拠となるデータも評価するに値しないものであったり、都合のいいように使われていたものであったりしていることもあるようです。

データに合わせて事後に理論が作られたり、因果関係を仮定したりすることを帰納的な検証といい、1500年代の哲学者ベーコンが提唱し注目を集めましたが、1800年代後半デュエムによって否定されました。データをいじっているうちに意外な相関関係が見つかるとか、社会科学方法論的には正しい検証手順ではない、というように捉えられているようです。

しかし実際には帰納法的なアプローチから、新たな発見をすることも、もちろん多くあります。メディアリテラシーという言葉があるように、情報化社会を生きていくには、情報に踊らされないことが必要です。その時代に100%信じられていることでも何百年か経てば否定されたりしますので、結局のところ何を信じたらよいのかわかんなくなってしまいますね。

参考文献

投稿者 fujix : 06:31
2009年06月25日
 ■  むし歯予防カルテット

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昨日たまたま参加した直方市の勉強会(交流会?)でカードゲームの「クロスロード」を紹介頂きました。災害対応カードゲーム教材を使った少人数グループでのワークでした。こんな時あなたならどうする?というのをYesかNoで示し、多数派か少数派かでポイントがもらえます。ルールは簡単で誰でも出来て楽しいコミュニケーションツールです。
http://www.bousai.go.jp/km/gst/kth19005.html

神戸編一般編、市民編、災害ボランティア編などの題材があるのですが、そのうちの「食の安全編」を開発されたのが、順天堂大学の堀口逸子先生で、福岡在住の際は私の所属するNPO法人で、お世話になりました。

そのつながりで今回、遊びながらむし歯予防を学べるカードゲーム「むし歯予防カルテット」が発売されました。
http://www.well-being.or.jp/shohin/qartet.pdf
学校の保健の授業や歯科のイベントなどなど、好評です。
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歯科医療者のみならず保健関係者、学校関係者にもお勧めです。

投稿者 fujix : 06:26
2009年04月01日
 ■  年度初めのご挨拶

4月になりました。1999年の今日から藤田歯科医院は現在の地で新築し再スタートを切りましたので今日から11年目に入ることになります。当院では毎年藤田歯科医院年報を発行しているのですが、その冒頭のご挨拶をここに記しておきます。10年分のご挨拶はhttp://www.fujitasika.jp/ko/nensyoaisatu.htmlよりご覧になれます。

本文は「続きを読む」をクリックしてください。

 2008年は「100年に一度」と言われる金融危機が起こり、これまで当たり前のように過ごしてきた資本主義の根底が揺らいだ一年でした。そういう時代だからなのか、夢や目標を持とう、と訴えるコンサルタントがビジネス界で活躍しています。カリスマ・コンサルタントと呼ばれる方もいるそうです。「諦めなければ夢は必ず叶う」と言った人がいました。100回失敗しても101回目に、1000回失敗しても1001回目に成功すれば、夢は叶います。もし、成功する前に死んでしまったら、それを継ぐ者が達成すればよいのです。ケンタッキー・フライドチキンの創始者カーネル・サンダースが成功したのはチャレンジを続けて数十年、70歳を超えてからでした。

とは言うものの、多少の失敗ではびくともしないような夢を描けるかどうか、これもまた現代では難しいのもまた現実です。幕末の英雄、坂本竜馬は大法螺吹きと言われながらも、政府要人の椅子には目もくれず、商社を作り自分の夢である海援隊を実現させました。今となっては素晴らしき先見性ですが、当時は誰も理解できなかったことだと思います。しかし現代は鎖国の時代でも戦後の荒れ野原を開拓した時代とも違います。さらには右肩上がりの経済もありません。極端な話、すべてが整い過ぎて、新たに耕す田畑はほとんど残っていません。夢の見方を考えるよりは夢の諦め方を教えてもらう時代です。

私もまた、現実的な考え方しかできないタイプで、夢と言っても実現可能なものしか思い浮かびません。昨年のある日一念発起して、10年後の藤田歯科医院を思い描いてみましたが、あまりスケールの大きなものではなく、多分数年で実現しそうなことばかりでした。恥ずかしいので今回は公開しませんが、3年後にはまた10年後の世界を考える羽目になりそうです。

 まあ、それは今後の課題として取っておくとして、現実の毎日を少しでも充実して過ごそう、ということで、2008年は時間管理や仕事の効率化に関する書籍を読み漁りました。「手帳」、「時間術」、「思考法」、「情報整理」、さらに「勉強法」とか「脳」に関する本もブームでした。“仕事を効率よく進めて高い成果をあげる手段や習慣”という意味の「ハックス」という新語?も生まれました。スマートフォンやウィンドウズのモバイル版の端末も発売され、いかに限られた時間を仕事やそれ以外の勉強に充てるかという“自己研鑽の時代”に入っているようです。本物の実力が求められているとも言えます。一昔前なら、こういった考え方は働き詰めで、余裕がない、と揶揄されていた部分もあるのですが、現代人はそこからさらに一歩進んだところに付加価値を見出してきているようです。

 しかし、昨年の金融危機で起こったことのように、どんなに時間を効率化し、仕事をたくさんこなしても、もしかしたら社会の仕組みが変われば、なにもかも無に帰してしまう可能性もあります。毎日積み重ねてきたことが、明日になったら何の価値もないことに変わる可能性だってあります。何十年も会社一筋に生きてきた人がリストラで職を失ってしまう、生き甲斐の喪失感に襲われます。人は過去があるから、その時点でその人たりえるもので、もしも過去が無くなってしまったら、その日からどう過ごしたらよいのか、呆然と立ち尽くしてしまいそうです。

 ただ、自分がちゃんと納得してやってきたことは、例え社会で価値が無くなったとしても、自分の中で色褪せません。アップルコンピュータ創業者のスティーブ・ジョブズは、『 周囲の期待、プライド、恥や失敗への恐れ・・。こうしたものすべてはわれわれが死んだ瞬間に、さっぱり消え去ってしまう。最後に残るのは本当に大事なことだけだ。』と言いました。本当の自分を知り、自分に根ざした生き方を見つけて、周囲がいかに変化しようとも常に変わらぬ自分らしさを持ち続けること。自分が大切に思うもの、なにが自分にとって今大事なことなのか、という軸を忘れないようにしたいと思います。「現在・過去・未来」のバランスのとれた生き方・考え方、そして夢や目標をしっかりと持つこと。「いま、ここ」を精いっぱい生き、悔いのない人生を送りたいものです。

歯科界においても経営の問題は厳しいと言われ続けている昨今ではありますが、周りがどうあろうと、自分の信じた確固たる道を踏みしめて、それが即ち当院の理念(の一つ)である「来院者および地域の方々のQOLの向上」へ繋がっていけるよう頑張っていきたいと思います。本年もよろしくお願いします。

投稿者 fujix : 07:49
2009年02月27日
 ■  週刊ダイヤモンド「農業はニッポンを救う」

今週の週刊ダイヤモンドの特集は「農業はニッポンを救う」でした。
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アルビン・トフラーは著書『第三の波』の中で第1の波は農業革命、第2の波が産業革命、第3の波が脱産業社会、としました。脱産業社会はIT革命に期待が集まりましたが、それもなんとなく頭打ちになっちゃった現在、次はもう一度、農業革命に戻るんじゃないか、という声が聞こえています。昨今の社会問題を考えるに当たり、それは現実味を帯びてきました。

特集の中では、農業人口の高齢化とともに就農希望者の急増、脱サラ農業、ビジネスの手法を農業に、企業の本格参入、政治的にも平成の農政改革、などと言ったキーワードで書かれています。

不景気不景気と言いながら、日本では一日に何万トンの食糧が捨てられています。社会の仕組み、経済の仕組みを見直さないといけないとは誰もが感じているところではないでしょうか?profile.jpg



投稿者 fujix : 09:48 | コメント (2)
2008年06月22日
 ■  日経ビジネスより「食の細道」

食材料の高騰と日本の自給率の低さに危機を煽るニュースをよく見かけます。確かに1960年に78%あった自給率は右肩下がりに下げ続け、2006年には39%となってます。

しかし、スーパーに行くと日本産の食品ばかり。39%であれば半分以上が海外産の食品のはずなのですが・・・。実は自給率の算出方法に秘密が隠されているようです。例えば、国産の鶏や豚であってもその飼育に必要な飼料が輸入品であれば自給率の中に算定されないそうです。

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そこで見直されているのがです。米を食べさせた豚はトウモロコシを食べさせた豚よりも美味しい、という結果もあるそうで、米の方がコストはかかりますが、米を家畜に食べさせるという発想の転換だけで自給率は大幅に上昇する、というのです。

そもそもコメはもはや日本人の主食ではなく、家計ではパンと麺の支出の方が多いというデータもあります。戦後の復旧時代にタイミングよく?輸入されたパン食が当時の日本人の栄養を支えていた(ことがあった)というのは事実なんでしょうが、現在はアメリカで和食ブームになっているくらいですから、「アメリカ小麦戦略」に惑わされずに、コメを見直したらいいんでしょうけどね。すっかり馴染んでしまいましたから、もう戻れないのかも・・。私も朝はパンです。ご飯にしようかな、と考えている藤田でした。profile.jpg

2008年04月01日
 ■  地域社会との融合を目指して

この町で生まれて38年、途中大学進学の際と修行時代に約10年離れましたが、また戻ってきて今年で10年目に入ります。10年目と言ってもあっという間の出来事で行動範囲はほとんど小倉時代のまま。飲みに行ったり買い物に行ったりするのは小倉や博多、地元直方にはあまり足を運んでいませんでした。知り合いは地元に残ってる高校時代の友人程度で、ほとんど地元にこだわりもなく過ごしてきました。
ここ最近になって、当院の患者さんはもちろんのこと、PTAや地域での活動が増え、知り合いの方も増えてきました。同じ道を通るにも、今まで何も考えずに通り抜けていたところを、ここは誰々のお店、あの人のお家と意識して通ると、なんだか愛着が湧いてきております。

社団法人
2007年9月より、直方青年会議所(JC)の会員となって、地域活性化のためにと微力ながら活動しているのですが、そこで出会うたくさんの地域の人々には、いつもなにかと学んでおります。中には来院者の方ももちろんいらっしゃいますが、診療室の中だけでは決して見ることのない表情やたたずまいに気が付きます。地域に出かけると、その人の本当の生活する姿に出会うことができます。今まで診療室の中だけでコミュニケーションがどうとか偉そうに言っておりましたが、今まではあくまでも歯科医師と患者という関係から抜けられていなかった、と痛感します。もし歯科医院の中ではなかったら、自分はちゃんとした人間関係を築いていけただろうか、と反省することしきりです。
地域で活動するときはあまり歯科医院の名前を出していないのですが、新町の歯医者です、と自己紹介すると、「お父さんにお世話になりました」とよく言われます。手前味噌で恐縮ですが、先代先々代が大事にしてきたものを実感できる瞬間です。

NPO法人
話は変わりますが、昨今欧米から20年遅れで、日本でもNPO法人の活躍の場が増えてきています。行政では手が届きにくいこと、企業では採算が取れないことをNPO法人で補っていこうというのが現代社会の新たな流れになっています。以前から福岡市に本部を置く「福岡予防歯科研究会」という予防歯科のスタディグループで勉強していたのですが、2000年よりNPO法人「ウェルビーイング」となりました。歯科医師の方々で立ち上げたNPO法人ですが、現在は地域での健康づくり、そしてまちづくりに重点を置いています。歯医者がまちづくりなんてできるの?と不思議な顔をされることもありますが、歯科医院は地域に近い存在ですから、むしろまちづくりを“やるべき”存在でもあります。
ところが、まちづくりというのは非常に難しい。「個」が尊重される時代ですから、人を集めてなにかしようとするのはどうしてもどこかで波風が立ってしまいます。また、現代の日本では子どもを狙った犯罪があとを絶たず、知らない人はもちろんのこと、知っている人でも注意しようという風潮にあります。発展途上国では、子どもが生まれたら地域で育てる、という文化が残っていますから、途上国や私の生まれた昭和40年代のように近所の人たちが助け合えれば、と思いますが、現代日本ではすんなりはいけそうにない部分もありそうです。
また、何かやったから、と言ってそれが形になるまでに時間がかかったり、評価しずらいことも多くあります。

まちづくり
そんな中で、まちづくりや地域の活性化を目指して歯科医院以外で活動していると言うと、同業者からは不思議な目で見られることもあります。九州歯科大学の後輩たちが、どんどん先端医療を取り入れて活躍しているのを見ても、もっと歯科医院の中でひたすら技術を磨いて精進すべきではないかと思うこともあります。
しかし一つの歯科医院だけではなく、社団法人公益法人などなどいろんな団体に所属して、活動の幅を広げることにより、歯科医院だけではできなかったことが見えてきます。歯科医院は地域の人々が自ら集まってくるエリアでありながら、これまで歯科医師の方から地域社会の中に入っていくことをあまりしなかったからか、一歩距離を置かれているのではなかろうかと思うこともあります。私もきっと地域の中で浮いた存在だったんじゃなかろうかと思います。
ふと周りを見ると、子どもの小学校の通学路に毎日立ってガイドしてくれている方、自治区長や隣組の活動を支えてくれている方、今まで気づかなかったのですが、地域のためにいろんな方々が協力していただいています。何も知らずに自分の城である歯科医院に“引きこもって”いたら、大事なことを見落としてしまいそうです。
移りゆく時代の中で、アプローチの方法は違っても、地域の活性化のために少しでも力になれればと思う今日この頃です。

投稿者 fujix : 08:05
2007年08月29日
 ■  Mムーア監督「シッコ」

今アメリカで注目を集めている二人のドキュメンタリー風の告発映画監督がいます。マイケル・ムーア監督モーガン・スパーロック監督です。モーガン・スパーロックはピンと来ない方もいるかもしれませんが、30日間マクドナルドを食べ続けたらどうなるか、という問題提起をした「スーパーサイズ・ミー」の監督さんです。

映画はまだこの1本だけなのですが、TV番組では刑務所で30日間とか、無神論者とキリシタンを30日間同じ家で生活させてみるといった「30DAYSシリーズ」で、社会に対する問題提起を続けています。

2人ともユーモア溢れる切り口ですが、ムーア監督がいろんな映像を組み合わせてこれでもかとばかりにメッセージを投げかけるのに対し、スパーロック監督は黙々と事実を重ね続けるという印象が強いです。

で、本題ですが、マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」に続く最新映画「SICKO(シッコ)」を中間のバンドールで見てきました。銃社会、テロを扱ってきた監督が今度は「医療問題」を取り上げています。

日本では国民全員が保険料を支払って国民皆保険制度がありますが、アメリカはそれぞれが保険会社と契約しています。それにはそれなりの理由と歴史があるのですが、合理的な部分もあれば問題点も多くあります。医療技術で言えばアメリカは世界屈指であることは間違いないのでしょうが、せっかくの医療技術を受けられる人々が限られてきているのです。

映画の中では、保険料を払えない低所得者が、事故や大病に罹っても充分な医療を受けられないまま死んでいった現状や、既往歴があるばかりに保険の加入を拒否されるケースが紹介されていました。

ここでアメリカの大手医療保険会社HUMANAの最近5年間の株価チャートを見てみましょう。
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右肩上がりの成長です。これが普通の企業努力がもたらしたものであれば何の問題も無いのですが、映画では保険料支払いの締め付け、支払い拒否、未払いなどの問題と関連付けていました。

これらのことに対比して、イギリスのNHS(国民保健サービス)は、病院にかかるのは無料です。保険料の支払いのみ。NHSが赤字運営になっている事を除けば、待ち時間の短縮や地域密着型などすばらしい制度を構築しています。(参照;日本と英国

日本の医療制度についても触れて欲しかったのですが、ムーア監督が「日本に行くのは遠くて面倒」だったらしくて実現しませんでした^^;

日本は皆保険ではありますが、個人負担も年々増えてきていますし、アメリカの市場主義を導入しようという動きもあって不安な点もあります。
参照アメリカに「右に倣え」の医療制度改革・・じみ庄三郎ホームページより

世界一の高齢化社会となる日本は世界に先駆けて医療福祉部門を特化すべきだと思います。医療分野で世界から評価されるような政策を取れば、政権も向こう50年位安定なんじゃないかな、なんて思うんですけどね。

2007年08月28日
 ■  ヤギの歯はどこにある?

突然ですがクイズです。ヤギの歯はどちらの顎にあるかご存知でしょうか?

~シンキングタイム~

哺乳類なので歯はあるのですが、実は下の顎にしか歯がはえていないんです。
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ヤギの上あごには歯の代わりに、歯茎にあたる部分に「歯床板(ししょうばん)」という、とても硬い組織があるんですね。下あごの歯と、この歯床板でまな板と包丁のように草を噛み切って食事しています。

ヤギを横から見ると、下顎前突(下あごが出てる噛み合わせ)に見えるのはそのせいですね。
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ヤギだけではなく、羊や牛もこの歯床板で噛んでいます。夏休みの自由研究に間に合わない方は是非このネタで。^^

写真は飯塚のピクニカ共和国で撮影しました。


投稿者 fujix : 14:39
2007年07月18日
 ■  週刊ダイヤモンド食卓危機

数年前から狂牛病、鳥インフルエンザ、と来て、最近はミートホープや中国のダンボール肉まんなど、「食」のニュースは暗いものが多い中、今週号の週刊ダイヤモンドで「食卓危機」というタイムリーな特集が組まれてました。

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ズバリ問題は、「日本の自給率の低さ」にあるようです。食料自給率は40%先進国の中でもずば抜けて低い数字です。現在の日本の食料生産の実力だけで食事をしようとすれば、昭和20年代の食生活に逆戻りするといわれています。経済力をもって世界中から買ってくれば良い、という考えでここまで自給率が下がってきたわけですが、その頼みの経済力も中国など新興経済国の台頭で日本の食料購買力は相対的に低下、つまり買い負けしています。

この食料の海外依存度の高さが生んだ歪みは、食料の高騰により卸業の経営を圧迫し、結果偽装などを生んでいるだけではなく、以下のような問題をも含んでいます。
すなわち、
・日本が世界中から食物を輸入する際の飛行機・船・トラックなどの輸送費およびCO2排出量の増加
・牛肉1キロを生産するために大人18人が生きられるだけの穀物が必要
・ゴミや排泄物となった食料は日本の限界量を超えている。
などなどです。

政府も2005年から戦後最大の農政改革に乗り出してはいますし、参院選の争点のひとつに農政が挙げられていますが、同時に農水省大臣の裏金疑惑なんてのもやってますね。
私も何ができるのかよくわかりませんが、とりあえず今の飽食の食事を見直してみようと思います。

2007年04月01日
 ■  映画「県庁の星」と患者医者関係

 2005年の日本映画に「県庁の星」という作品があります。織田裕二と柴崎コウの主演で、県庁のエリート公務員である織田裕二演じる「県庁さん」が、県政の目玉企画である民間企業との人事交流研修プログラムで地方のスーパーに出向くところから始まります。

 スーパーのスタッフは特にやる気があるわけでもなく、普通に平和な毎日をその日暮で過ごそうという人たちばかり。そこへありとあらゆるスキル(技術)を持った県庁さんが赴任するわけですから、それはもう改革したいところだらけなわけです。人の動くラインを考えて商品の展示を入れ替えてみたり、1日の出来事をきっちり報告書にまとめたり、指示系統を確認したり、それはもう引っ掻き回すことになります。ところがそのスーパーにはそれまでそんなこと全くしてませんから、スタッフは県庁さんを迷惑に思います。

 ある日。レジでキャッシュカード払いにしたお客さんが、カードの支払いが遅れていて、カードの使用停止になっていました。県庁さんは、カードが使えないのはそのお客さんの責任だと、このカードは使えません、と切り出します。そこへ県庁さんの教育係にされちゃった柴崎コウが割って入って、「すみません、こちらの機械が故障しているみたいです・・」と客に謝ります。お客様に恥をかかせてはいけないというサービス心ですが、県庁さんにはまったく理解できません。

 このエリート公務員、映画で見れば滑稽に描かれていますが、実際に存在すると思いますし、特に歯科医師にはこういうタイプが多いんじゃないかと思われます。歯科医師も学歴を積んでいますし、多くの患者さんを診療するためには合理化も必要です。治療もなあなあよりもきっちりしていたほうが良いに決まっていますから。当院でも医療者の動きや流れを合理化、単純化、標準化して無駄や無理のない診療室にしようとTQM(Total Quality Management)などの試みをしていますので、私もどちらかと言うと自分が織田裕二になったような気持ちで映画を見ていました。顔も少し似て・・ないですけど(笑)

 例えば、むし歯や歯周病で抜歯したほうが良い歯があったとします。無理に残すとあとで痛みが出たり腫れたりしやすい歯で、早めに抜けばダメージを最小限で食い止められるし、かかる医療費も少なくて済む、という場合、歯科医師は抜歯が合理的だ、と5秒もあれば計算できます。ところが歯一本でも患者さんの思い入れはそれぞれです。痛むとわかっていてもどうしても抜きたくない歯だったり、今は抜きたくないという時期的なこともあるでしょうし、過去に抜いて痛い思いをしたと言う恐怖心から来ることもあるでしょう。ここで両者の間に意見の食い違いが生じます。

 さて・・。映画ではその後、県庁さんはそれまでうまく行っていたデータに基づいた方法論でスーパーの改革に挑み続けるのですが、その都度辛酸を舐めさせられます。見かねた柴崎コウが「人の心はデータじゃわからない」、とばかりにデートに誘って街角の消費者の行動をウォッチングします。そこで県庁さんは県庁では学べなかったことに気付くのです。

 では、データなど県庁で学んだことは社会では役に立たないのか、というともちろんそんなことはありません。最後にスーパーのピンチを県庁さん流の作戦でうまく切り抜けていきます。県庁さんにはスーパーのやり方が必要だし、スーパーにも県庁のやり方が必要だったのです。

 これとまったく同じことは診療室でも当てはまりそうです。歯科医師は医科の理論だけではすべてを治せるわけではないですし、患者さんも気持ちにそぐわない治療もやらねばならない時もあるでしょう。時にはデータも必要だし、時には患者さんの気持ちを尊重しないといけない場面もあるでしょう。問題はそこに信頼関係があるかどうか、納得して治療を受けてもらえているか、そして医師と患者が一緒の目的を持って治療に臨んでいけるか、だと思います。

 病院潰しと言っても過言ではないような医療抑制行政の中、歯科医院も含む病院の運営は以前より厳しく、より効率化が求められています。より無駄を省き、合理化が要求されています。それが患者さんの不利益につながることになっては本末転倒です。経費は削れたとしても、コミュニケーションの時間は削らないようにしたいものです。

投稿者 fujix : 08:11
2007年03月20日
 ■  日本入れ歯リサイクル協会

ネットを見ていたら新語ということでタイトルの「入れ歯リサイクル」がひっかかりました。発展途上国のように他人が捨てていった入れ歯を嵌めてみて使う、ってことではなかったです、やっぱり(笑)

部分入れ歯の金属部分だけをリサイクルするそうで、すでにかなり集まってきているらしいです。不要になった義歯は、通常歯科医院で回収することはあまりありませんので、ほとんどが家庭ごみで捨てられていると思います。いいところに目をつけましたね。

これを読んでじゃあ、売れるかな、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、個人では量が少なすぎて無理ですね。100円くらいじゃないでしょうか。鑑定費を引いたらほとんどゼロにちかいかと・・。
ボランティアに参加したい方は以下のHPを参照ください。

日本入れ歯リサイクル協会

当院では夢見る某団体に寄付していましたが、最近どうもいろいろ揉めているようで辞めました。

投稿者 fujix : 06:51 | コメント (3)
2006年09月05日
 ■  健康って何?

あなたと健康との距離は?
健康といって思い浮かぶイメージは、十人十色でしょうね。健康が欲しくて仕方がない方もいらっしゃれば、毎日仕事に追われて、それどころではないという方もおられるでしょう。よく言われているのは、健康とは二人三脚であるという事です。すなわち、若いときはほっといても後からついてきますが、年を取ると健康の方が先走ってしまい、なかなか追いつけない。丁度曲がり角で、そろそろ健康と一緒に走っていこうかなあと感じるのは、何歳ぐらいでしょうか?40歳?50歳?それとも?

今日は、この健康ということについて、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

病気しなければ健康?
あなたは今、健康ですか?
「いきなり聞かれてもわからない?とりあえず病気もしてないし健康なんじゃないかなあ」と答えた方いらっしゃいます?では、ここで、ちょっと問題です。

第1問人間の健康に与える影響が一番大きいと思う要因を選んでみて下さい。
・検診で、検査データに異常がなかった
・食事
・運動
・生きがい
・人間関係(家族、職場)
・ゆとり
・生き方(前向き、明るさ)
 どうですか?ちなみにある場所で同じアンケートを行ったところ、一番多かったのは「生きがい」だったそうです。

第2問次の中で一番健康だと思う人は誰でしょう
・生きがいをもった老人。病気あり
・24時間仕事漬けの企業戦士。病気なし
・毎日塾通いをする子供。病気なし
どうですか?たとえ、病気があったからといって健康ではないというわけではないような気がしてきませんか?


どうすれば健康になれるのでしょう

「健康のためになんて、何もしてはいないよ」とおっしゃる方も多いのではないでしょうか?でもよーく考えてみて下さい。
ちょっと久しぶりに体を動かそうかとマラソンした後、何とも言えない爽快感を味わったことはないですか?仕事が終わって、仲間と一杯ビールを飲んだら、生き返ったような気持ちになりませんでしたか?
最近は健康ブームで、何か健康のために特別なことをしなくてはならないと思いがちです。「常にプラス思考で考えるべきだ」とか、「食品には気を遣うべきだ」とか…。健康づくりに大切なのはこういう命題を掲げて努力することよりも、「自分らしさ」とか、「自然体」ということが大事なんじゃないでしょうか?
昔は「無病息災」と言われていましたが、今は「一病息災」の時代です。長い人生を考えたら、完璧すぎるより、マイナスの部分が少しあってもよいのではないでしょうか?

さあ、みんなで元気探し!!

健康になるっていうのは、人それぞれいろんな方法があるんですね。さあ、あなたが今日から自分が健康だと感じる瞬間は、どんなときでしょうか?隣にいる家族の方とちょっと話し合って見ませんか?きっと、日常に埋もれていた大事な物が見つかると思います。何か見つかったら、私達にも教えて下さいね。

2006年08月28日
 ■  カルシウムたっぷりチーズケーキ

今日はおいしくてしかも簡単な、歯と歯ぐきによい手作りのおやつや食事の簡単レシピをお届けします。一度お試しあれ!!

材料) *クリームチーズ    250g
     *生クリーム       1cap
     *卵            2個
     *グラニュー糖      70g
   *小麦粉        大さじ2
     *レモン汁       小さじ2
     * カルシウム入りビスケット  100g
     *バター        大さじ3

方法)
1. ビスケットを砕いてバターと混ぜる。それをパイ皿もしくは耐熱ガラス皿にまんべんなくひいておく。
2. クリームチーズはやわらかくしておく。
3. 2.と残りの材料を次々にフードプロセッサーに入れる。(無い場合はボールに入れて混ぜる)
4. 1.の上に流し入れる。
5. 170度のオーブンで30分焼く。(機械に応じて調節する)
6.   冷やして切り分けて、召し上がれ

投稿者 fujix : 07:06 | トラックバック
2006年08月23日
 ■  自己責任と信頼関係

 改革、自己責任、個人情報etc・・・。新しく流行する言葉には人間本来が持つ温かみに欠けているものが多いように思われます。歯科医療界も同様で、2006年4月からは、患者さんに署名させるシステムが厚生労働省から通達されました。当院ではなるべく患者さんとコミュニケーションをとって、信頼関係を築こうという目標を掲げていましたが、こういうシステムだけが一人歩きし始めると医者も患者さんも疑心暗鬼になりはしないかと、ちょっと不安です。

 最近見た映画に故伊丹十三監督の「大病人」というのがあります。三国連太郎扮する大俳優が癌に罹って、大病院に入院します。医者である津川雅彦は癌の告知をせずに、入院させたまま癌を治そう治そう、と必死の治療を繰り返します。しかし末期の癌は治るどころか副作用は出る。症状はちっともよくならない、で、だんだんとお互いのフラストレーションが溜まっていきます。

 患者はだんだん自分が癌であると薄々気付いてきますが、医者は今の治療を続けていれば治ると言い張ります。この映画の面白いところは場面場面で医者と患者に強弱がつけられていることです。最初は高飛車な患者、医師の威厳を持ってさらに上を行く医者。なんてわがままな患者だと、面白がって見ていましたが、だんだん無理な治療を繰り返す医者が悪人に見えてきます。手術を繰り返しても治らない患者。それでも必死で治そうとする医者。次第に正しいはずの医療行為が残酷なものに見えてくるのです。「死」には各々いろいろな見方がありますが、ちょっと立場を変えてみると正にも悪にも取れてしまうわけです。医者からすれば本当に一生懸命、少しでも可能性がある限り治療しようとするのですが、ついに患者の怒りが爆発してしまいます。

 「お前のメスのために俺の体があるんじゃない。俺の幸せのためにお前のメスがあるんだ。」と。

そして患者は死ぬまでの間をどう生きるか、を問い始めます。治療よりも退院して残りの人生を残された自己実現に賭けようとするのです。ここで医者は困惑します。病気を治すことは教科書で習ったが、放置することは習っていない。どうしたらいいのか怖いんだ。(最近では末期医療のケアについても習いますが、やはり疾病対策は治療中心になることが多いようです。)

この気持ち、医師であれ歯科医師であれ看護師であれ、誰もが思う共通の思いではないでしょうか。歯科で言えば、どうしても抜かなければならない歯があって、患者さんが抜きたくない、と主張したとき、抜歯することは習ったが、放置することは習っていない。放置したらどうなってしまうのか、不安な気持ちになってしまうのです。

しかし、この映画のラストでは、癌という病気の前ではどうしても歩み寄れなかった患者と医者が、病気を抜きにして付き合ったとき、共通の思いを持ち始めます。医者は放置するという恐怖を乗り越え、患者さんの「幸せ」を患者さんと共に考え始めるのです。映画の撮影の途中で病に倒れた俳優は残り少ない人生で映画を撮り終えます。医者はじっと見守ります。最後は病に勝てず死んで行くのですが、いがみ合った二人が最期は友情を伴って別れていくことになります。

医療にはこうした信頼関係が生まれる場面が少なからず存在します。それは決して「自己責任」とかの言葉で表されることはできません。

ヘルスプロモーションの概念であり、当院も目指している「患者さんが自立して自らの健康を守っていく」、というのは、言うは易し行なうは難し、であります。人は健康なときもあれば病気のときもあり、強かったり弱かったりします。ちょっと弱っているときには、遠慮せずに杖になったり後ろから支えてあげられるようなサポートができる医院を目指していきたいと思っています。

投稿者 fujix : 07:20
2006年08月10日
 ■  コミュニケーション(週刊ダイヤモンド「丸ごと一冊『話し方』入門」より)

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今週の週刊ダイヤモンドの特集は「丸ごと一冊『話し方』入門」でした。早い話がコミュニケーション学なわけですが、あらゆる角度からコミュニケーションを考えています。歯科のコンサルタントも登場し、患者の信頼を得る話し方は3つだけと仰っておりました。
曰く、
「どうされました?」と患者の話に耳を傾け、
「大変だったですね」と患者に同調し
「もう大丈夫ですよ」、と安心させること
とあります。

もちろん実際はそんな単純なものではありませんが(大変じゃなかった方が来られた場合はこの通りではありませんね。笑)、このとおり要所を押えておく必要はあるかもしれません。

コーチングやカウンセリングなど、歯科界でも流行している手法は多いです。実は私もコミュニケーション学という本に執筆陣の一人として参加させてもらったこともあります。

でも、あまり手法にはこだわっておりません。もちろん基本は大切です。ヘルスプロモーションを実践し、「診療室では主役は来院者であって、医者ではない。」これだけを頭に置いています。医療者はよくモデルや手法にこだわる傾向がありますが、コミュニケーションはもっと気楽に行った方がうまくいくんじゃないかと思います。

急性症状のとき、時間がないとき、体調の悪い時、など、コミュニケーションが難しい場合もありますが、なるべく来院者の声に耳を傾けるようにしたいものですね。

2006年08月07日
 ■  コーラは悪か?週刊ダイヤモンド危険な食卓より
週刊ダイヤモンド 06年8月5日号 危険な食卓 daiyasyoku.jpg

昨日の続きです。昨日は良いと言われている食品でも過信は出来ませんよ、という話でしたが、今日は逆に、「悪役食品の冤罪を晴らす」として、悪いと言われている食品は本当に悪いのか、というコラムから取り上げます。

出てきているのは味の素とコカコーラですが、ここではコーラについて書きます。歯や骨を溶かすと言われているコーラですが、記事の中では以下のように冤罪を晴らしています。

・コーラを飲む子は骨折しやすいというのは、「コーラを飲む分、カルシウムを多く含んだ牛乳を飲む量が少ないから」
・「太る」と言うが、コーラのカロリーとオレンジジュースのカロリーは同じ

と言った弁明で、2番目は特に納得するんだけど、もう一つ3つめの次の文章には疑問が残ります。曰く

・「コ-ラに含まれる酸味料は歯や骨を溶かすが、レモン汁や酢の方が強力だ。それにコーラが直接歯に触れている時間は長くない」

と言うもの。小学生の夏休みの自由研究などでも「コーラに抜いた歯を漬けていたら歯が溶ける」というのがあるから、コーラで歯が溶けるのはよく知られていることですね。


ただし、歯を溶かしているのはコーラの酸ではなく、コーラに含まれている砂糖を、歯の表面の細菌が摂取することによって出す酸である。というのが正解ではないでしょうか。コーラの酸はあまり影響なく、コーラによって口腔内の細菌が活性化する、ということです。また歯に触れている時間が短くても砂糖の摂取量が多いと唾液の性質が悪くなり、むし歯になりやすい環境になります。

結論としてコーラはもちろん、他のジュースやお菓子など甘味料はコントロールする、という点では、変わりがありません。暑い時期、ジュースのコントロールは難しいですね。歯磨きやフッ素の利用も行っていきましょう。
投稿者 fujix : 07:52
2006年08月06日
 ■  フードファディズム(週刊ダイヤモンド危険な食卓より)

週刊ダイヤモンド 06年8月5日号 危険な食卓
daiyasyoku.jpg
の中で、面白い記事がありました。

要約すれば「食に関する情報の氾濫への警告」です。

最近の風潮としてTVで取り上げられた食べ物が「これさえ食べれば健康問題は全て解消する」というマジックフーズであるかのように受け取られる現象があります。よくおも●っきりTVでみ●もんたがココアが良いと言えば、午後からスーパーのココアが全て売り切れになったとかいう逸話を聞きますね。中には医師の言うことよりもみの●んたの言うことの方をよく聞く方もいます。

この食べ物が健康に与える効果を過大に評価し、のめりこむ現象を「フードファディズム」と呼ぶそうです。ファドfadとは一時的流行、気まぐれという意味です。
企業は商品である食品を価値のあるもののように宣伝しますが、それだけ食べていたら健康になれるとは限りません。食べ物はあくまでも食べ物、薬ではない、ということです。

とはいえ、こっちを見たらこれが体に良い、あっちを読めばこれこそ健康になれるといった、エセ科学まがいの報道が目立つのも事実で、情報を受け取る側の「メディアリテラシー」(情報を評価、識別する能力)が必要だとまとめられています。自己責任の時代、情報を選ぶのも自己責任、ということでしょうか。

食生活は確かに難しい問題ですが、正しい情報を得る努力は必要ですね。
以下、食の情報収集に役立つHPを紹介します。
食品安全委員会
東京都・たべもの安全情報館
「健康食品」の安全性・有効性情報
国立医薬品食品衛生研究所
食品安全情報BLOG

明日に続きます。

2006年03月14日
 ■  「コ」食の問題!

子どもの食事について何を一番重視していますか?
 「1:栄養バランス、2:おいしさ 3:楽しさ 4:マナー(しつけ)5:衛生面・安全面 6:経済性 7:その他」
昭和初期の頃や、現在の北朝鮮などではきっと2,3、4よりも1が大事でしょう。
またO-157が猛威を振るった頃や原発事故の地元などでは5が優先されます。
不況の嵐にもまれている家庭では6でしょう。
生活習慣病が問題になる飽食の時代には、栄養のとり過ぎが問題になりますが、
同時に2,3,4をどう考えるかでその家族の考え方が現れてきますね。

今回は3つのコ食の問題(粉食、孤食、個食)について取り上げてみたいと思います。

一つ目の「コ」は「粉食」です。最近、お肉が硬いからと嫌いだと言う子供が増えています。
軟らかいものばかりを選んで食べていた子は、何歳になってもそのままで、噛めない子になっているようです。
あまり噛まないと、顎が小さくなったり、顎関節症に代表される新たな疾患も増えてきました。
ちなみに徳川将軍は、今の我々よりも多く軟性食物ばかり食べていましたが、その口の中はボロボロだったそうです。

二つ目、三つ目の「コ」は「孤食」・「個食」と呼ばれているものです。
「孤食」とは家族がいても、独りで食事をすること。
「個食」とは個人がそれぞれ好きなものだけを食べることです。
これは現在若者に急増中の会食不能症候群と言う会食ができない症状を引き起こしています。
お心当たりのある方はいませんか?

食行動そして生活行動と子どもの疲労度の関係について、以下のような報告があります。
"規則正しい生活(食生活も含めて)やお手伝いをしない、一人でご飯を食べる子ども等に疲労度が高い" 
"早寝早起きなどに象徴される「生活自立度」の高い子どもは、生活時間の規律性(因子:食事のバランスが良い、
味付けが薄い、欠食なし、食事時間が楽しみ、幼稚園が楽しみ)があることが多いので、子どもの疲労度は低く、健康的である。"

現在、共働きをされている家庭も多いことと思います。お母さんも忙しく、
ゆっくり子どもや家族で話をする機会も少なくなっているのではないでしょうか?
小児の生活習慣についてはもちろん大切ですが、
最近は、「何を食べるかよりも、楽しく食べることが大切」とも言われています。

家族がホッとくつろげる、楽しい空間。そんな食卓になりますように・・・。


ウェルビーイング「白い歯」2000夏号 投稿文書

投稿者 fujix : 18:07
2006年03月13日
 ■  肥満予防は虫歯予防から

問題です。次の5か条は何を予防しているものでしょう?
・ 三度の食事はなるべく決まった時間にキチンと食べる。
・ 穀類中心で、大豆製品、海藻類、緑黄色野菜、根菜類、小魚などを
 意識して食べる。
・ 一口20回以上は噛むようにする。
・ 糖分の多い清涼飲料水や市販のジュース類は避け、お茶や手作りの果汁にする。
・ おやつも市販品は極力避け、手作りのものにする。


答えは「肥満予防」なんです。
「肥満は病気じゃない」、「子どものうちはちょっとぐらい太っていても大丈夫」
確かに少しくらいふっくらしている方が健康的にみえることもありますね。
肥満は病気ではないけれども、高血圧・糖尿病・高脂血症などを合併すると「肥満症」と呼ばれ、
直ちに治療の対象となります。

今や子ども達の10%以上が肥満であり、高血圧や糖尿病、便秘など、生活習慣病(成人病)の
予備軍となっています。10才頃の第2発育急進期と呼ばれる体重増加時期に見られる肥満は、
一過性のため、解消されることが多いのですが、5~7歳頃に既に肥満であった子どもは、
成人してからも解消しにくい傾向にあります。こうした肥満が小児成人病の大きな危険因子となっています。

成人病の低年齢化の原因は、食生活の内容やストレスによるものであると指摘されており、
現代的生活環境の悪影響が、抵抗力の少ないこどもにまで及んできているようです。
その他の成人病予防も含め、食事を中心とした生活習慣の改善が望まれます。

「12歳までにおぼえた味が、一生の食の好みを支配する」
厚生省、健康増進栄養課が昭和60年に策定した「健康づくりのための食生活指針」の中では
子どもの成長期を「乳児期」「幼児期」「学童期」「思春期」の四つの段階に分け、
特にはじめの三期が一生涯の食習慣を完成させる最も重要な時期であることを示しています。
この時期に何を食べさせるかによって、その後の健康を左右するといっても良いでしょう。

さて、虫歯予防に熱心なみなさんは、最初の5か条はすべてクリアしてますよね?

ウェルビーイング「白い歯」2000秋号投稿文書

投稿者 fujix : 18:06
2006年03月11日
 ■  あなたの20年後、想像できますか?

あなたの20年後、想像できますか?

 みなさんは今から20年後の自分の姿を連想したことがありますか?
2020年、文化は発達し今よりもっと便利になっているでしょう。
20代の人は40代、まだまだ働き盛りですね。40代の方は60代、
そろそろ老後の計画が具体化してきました。50代の方は70代
になっています。中にはもうお仕事を終えて,隠居生活を送っている
方もいると思います。

 それでは、20年後のお口の中はどうでしょうか?
今と同じ歯が残っているでしょうか?今と同じように、
何でも好きなものを食べることが出来るでしょうか?

 人生80年と言われるようになり,平均寿命も大幅にアップしてきました。
20年後のあなたのために、一本でも多くの歯を残してあげましょう。
そのためには,若いうちからのお手入れが必要です。
 お手元に鏡がある方は、歯の一本一本をよーく観察してみましょう。
あれっ。歯ってこんな形だったんだ、っていうような、新たな発見が
きっとあります。
 あなたが苦しい時に、「食いしばられて耐えさせてきた」歯のことも
大事にしてあげて下さいね。

 生きることは食べること、食べることは生きること。食べられるものが
減ってくると、楽しみも減ってきます。同じ生きるなら、充実した食生活
に基づいて,充実した人生を送ってみたいものですね。

2000.4 記

2006年03月06日
 ■  当院におけるTQM活動

当院では飯塚病院のTQM活動に影響を受け、2000年よりTQM活動を行っています。
スタッフの人数が少ないため、みんなで行ったことを、個人でまとめるという方式を取っています。

TQMとは
当院のTQM活動


TQMとは

TQMとはTotal Quality Management(トータル・クオリティ・マネージメント)のこと。日本語訳は「総合的品質管理」。

もともとは産業界で、製品の品質の工程をマニュアル化し、高い精度で管理することから始まった。
医者は医療を「品質」と呼ばずに、QCを精度管理と呼んでいる。
最近は医療現場でもTQM(総合的医療内容管理)の考え方が浸透し、一定水準の医療が提供できるような体制が整備されている。

TQMが広まった 背景について

DRG/PPS(診断群別包括支払方式)が採用→医療の質を落とさずにコストを削減しなければならないという,
トレードオフともよばれる問題に直面したことが、TQCの手法を病院にも取り入れるきっかけとなり1987年頃から始まった。


医療の質とは
医療の世界では患者のQOL(生活の質)が問題にされている。
一方、医療の質に関する議論はあまりなされていない。
これは医療の質の定義が難しいためである。臨床の質におけるクリニカル・インディケーターはまだ確たるものはなく,病院間の臨床の質の格差はわからないのが現状。
最近では病院の格付け会社が設立されている( Health Grades, Inc.など)

EBM、クリティカルパスとTQM

しかし医療は、患者や社会に帰属するものであり、医療の質を保証
(QA;quality assurance)し、改善していくこと(CQI; continuous
quality improvement)は医師の社会的な責務である。

医療の質の評価法には以下のようなものがある。

医療の質の評価
構造…診療室の構造、設備、職員数
過程…診療計画、診療手順、患者への対応
結果…治療の予後、治療後の患者のQOL

医療の質の評価(評価者の観点から)
自己評価…TQMなど
患者評価…患者満足度CSなど
第三者評価…アメリカのJCAHOなど

医療の質の評価には構造、過程の部分も重要であり、結果においても
患者満足度評価や自己評価、EBMやクリティカルパスの手法は重要。
医師のデシジョン・メイキング(意思決定)の際に,EBMの役割が臨床の質向上にはますます大事になっている。


#アメリカではマネジドケア(日本でいうと支払い基金が医療費を
コントロールし、医療機関を管理するようなシステム)が背景にあり、
最小限の医療費で最大の効果が求められる。もちろん医療においては
それが全てではないと思うが、日本でもその方向性はいずれ示唆されるの
ではなかろうか?
コストと質の両方を維持していくためには、TQMのような精度管理の
システムに医院全体で取り組む必要があると言える。

参考文献
かかりつけ歯科医のための新しいコミュニケーション


ISOとTQM

最近、新聞広告やテレビCFで「ISO9000を取得しました」などと
言ったコメントを見かける事が多くなってきた。

ISOの正式名称は、International Organization for Standardization
といい、日本語では、国際標準化機構。
大雑把に言うとJIS規格の国際版みたいなものですね。

ISOは製品そのものの規格だけでなく、経営のしくみを対象としている。

さてこのISO9000.14000等は、単独での運用ではその効果
も最小であり、単独での運用も困難である。それは、何をする必要が
有るのか?は、決められていても、どうすれば良いのかは、規格を利用する
それぞれの組織が決める事になっているからで、「ISO9000を
取っては見たけれど、結局は面倒だけが残った」という意見もあるようだ。

よって、ISOを運用してゆけば必然的に他の管理技術を使わざる得ない。
方針管理、統計的手法、業務改善手法、情報伝達・・・数々の管理技術手法
なり業務システムが総合的に機能して効果ある活動が可能。

その具体的体系的システムの一つが「TQM」である。
「TQC」にISOを取り入れたマネジメントシステムであり、
ISOマネージメントシステムには基本のツールだと位置づけられている。

#ISOの普及とともに、TQMの必要性もどんどん認められてくるでしょう。



TQMの進め方

TQMストーリーは8つの段階に分けられます。

1テーマの選定
・職場で困っている点、悩んでいる点から探す
・次工程に与える迷惑度から探す
・同じ仕事の繰り返しから探す
・メンバー全員が興味を持って参加できるテーマを選ぶ
・短期間で解決できるテーマを選ぶ
・テーマは悪さ加減で表現する

2選定の理由、目標の明確化
・なぜ、そのテーマを取り上げたか
・いつまでにどこまでやるか

3現状の把握
・データで話をする
・データを分かりやすく、層別化する

4原因の追求
・結果に影響しそうな原因を全て拾い出し、整理する・・ブレーンストーミング
・影響度の高い要因を見極める

5対策の立案と実施
・応急対策と再発防止策を区別する
・対策のマイナス面にも留意する

6効果の確認
・現状把握の際のデータと比較し、目標達成の可否
・金額(時間)に換算する

7歯止め・標準化
・対策によって解決できた問題が、また元に戻らないような仕組みを作る

8残った問題と今後の計画

QCに役立つ道具(詳細は略)
・パレート図・管理図・折れ線グラフ・ヒストグラム・バー、チャート
・チェクシート・散布図・円グラフ・レーダーチャート・

こうして院内の各部署で精度管理が行われていくわけですね。


参考文献
病院におけるTQM活動 麻生飯塚病院発行
第9回飯塚病院TQM発表会プログラム


当院のTQM活動

 さて、実際に当院では何を行っているのか、ということだが、上に記したような立派なことが
出来ているかと言うと、そうでもないかと思います。はじめのうちは、どういったことが医療の質の
向上に繋がるのか、戸惑いがあったようです。医療の質は先生の技術で、スタッフにはあまり関係ない
ようなイメージがあったのでしょう。
 もっと簡単に、3S・・専門化(specialization)、単純化(simplification)、. 標準化(standardization)を
もとに、院内のシステム、今やっていることを数値化したり言葉で表すことを考えてもらうことで
結局それが質の向上に繋がっているということに気付かされました。
 難しいスローガンを掲げるより、「今できること」を確実にやること、ということですね。



2000年
 掃除用具等消耗品の在庫管理について
 診療の効率を良くする説明
 掃除のもれをなくそう
 子どもの歯医者嫌いを克服する方法
2001年
 掃除用具等消耗品の在庫管理について2
 藤田歯科の紹介
 物品購入の見直し
2002年
 物品購入の見直し2
 定期健診システムの見直し
 標準化への工夫
2003年
 10枚法再考
 現在の中断状況
 歯ブラシの選び方
 棚卸し

TQMリンク

なるほどTQM-品質管理 医療のTQM推進協議会



2006年03月03日
 ■  患者中心の歯科医療をめざして
患者中心の医療とは
最近、新聞や雑誌で「患者中心の医療」という言葉をよく見かけるようになりました。英語では、「Patient-centred Health Care(PCHC)」とも言い、医療消費者である患者の主体的な意思が中心におかれる医療のことを言います。

これは、「単に病気を治療するだけではなく、患者の幸福と満足を追求することが医療の本質である」ととらえ、「患者の立場に立って医療を実践すること。また、それを支援・促進する体制のこと。」と言われています。

良い例えかどうかわかりませんが、子供がいらっしゃる方は、両親を医療者に、子供を患者さんに例えてもらえばわかりやすいかもしれません。
子ども(患者)は大人(医療者)の言うことを素直に聞いていればいいのだという思想に基づいた従来の「医師中心の医療」で子育てをすれば、小さいうちは良いかもしれませんが、いつまでもそのままだと、子供の自立心が育ちません。
そこで、子供(患者)も学問や情報(医療情報)を身に付け、自分で取捨選択(治療方法時には医師・医療機関)をし、積極的に自分の人生(治療)に関与していく。それを、親(医療者)や周りの大人たち(政府、地方自治体、各種団体)が協力して、全面的に支援していく。というのが、患者中心の発想です。

なぜ、今まで患者中心ではなかったのか
以前からこういった考えで医療を施してきた医療者もたくさんいらっしゃるとは思いますが、言葉として確立してきたのは、ここ最近の話です。
よって、医療関係者の中にはなかなか馴染まない方もいらっしゃると思います。患者さんから見れば、「簡単そうに見えるのになぜ?医療者は怠慢だ!」と思われるかもしれませんので、引き続き親子の例えを続けます。

ある家では、両親と子供が、「将来子供が自立して、父親が70歳になったら一緒に暮らそう」というビジョンを持っていたとします。大学までは順調に進学しましたが、いざ就職というところになって、「僕は働きたくない、もうしばらく自由にさせてくれ」と言い出しました。ここで、医者(大人)中心で考えれば、なんとか尻を叩いて、とにかく就職しなさい、ということになるでしょう。患者(子ども)中心に考えれば、仕方が無い、何かあったらフォローしようということになるでしょう。

その結果リフレッシュした子供が大成功を収め、両親共々幸せに暮らしました、めでたしめでたし、という結果になれば、子供の幸せと満足を満たし、さらに両親も幸せです。ところが、うまくいけば良いですが、一度許したばっかりにそのまま何十年も働こうとしない、という子どもさんも中には、いるでしょう。

これが医療者が思っている患者中心が馴染まない理由の一つです。歯医者で銀歯を作ったが、医者の思うように患者さんはお手入れをしてくれず、半年後に抜歯になってしまった、こんなことなら、患者中心なんてやるんじゃなかった、となるわけです。病気が良くなるかどうか、医療者も不安な重篤な症状のときはできればすべて管理し、医者中心に医療を行わなければならないこともありますよね。感染症や急性症状の多い時代は、患者中心の医療だと疾病対策が追いつかなかったに違いありません。


患者中心の医療のために
こういうことが起こらないように、また起こったとしても修正可能なように、あらゆる研究がなされています。最近の言葉から拾ってみますと、
・ 患者の自己決定権
・ インフォームドコンセントの徹底
・ セカンドオピニオンの体制づくり
・ 診療情報(カルテ情報)の患者本人への開示
・ 各種医療情報(疾患、治療法、医薬品、副作用等)の提供
・ 患者と医師間のコミュニケーションの向上
・ エビデンス(科学的根拠)に基づいた医療
・ 患者アドボケート体制
等がこれに当たります。

中には、難解な言葉も含まれているかと思いますが、つまりは、患者中心の医療を実現するために、充分な情報提供を行い、患者さんが自ら良い医療を選択できるようにして、もしも道を間違ったり、道が逸れてきたりしたら、医療者はしっかりフォローしていきましょう、ということです。
また自己決定権がある以上、患者さんも頑張らねばならないということも含まれるでしょう。わがまま言いたい放題で良くなったという事ではなく、良い医療をつくるには、お互いの協力が必要です、ということですね。

先ほどのたとえでは、親と子が共通の目標を持っていて、コミュニケーションがしっかりしていれば、計画は実現しやすいし、もし当初の計画どおりにいかなかったとしても修正が可能だと思います。

同様に、医療者と患者さんが共通の目標を持っていれば、そんなにはずれることはないでしょう。そしてその共通の目標に当たるのが、今までは「医者が満足できる治療やその結果」であったのが「患者の幸福と満足」になったわけです。
微妙な違いですが、わかりますでしょうか?

人間の幸福というのも人それぞれ違います。私がその人の幸福はこうだと思って治療しても、その方が「そんなの幸せとは思わない」と言われてしまえば、満足はありえません。幸福と言葉で書くと簡単ですが、医療の現場では難しい目標なのかもしれません。

そんなことを考えながら、上の言葉をずっと眺めてみると、医療者の方がやることが多いように感じます。これまで保険制度も含めて、医者中心でシステムを作ってきて、それで社会は回ってきたわけだから、その180度の展開は大変なのでしょうね。

これからはこの「患者中心の歯科医療」を当院でも実践していこうと努力していきたいと思います。まだまだ力の及ばない点も多々ございますが、今後ともよろしくお願いします。
投稿者 fujix : 11:36