何年も前から、患者さんのお口の状態のデータをパソコンに入力しています。いろいろ利点はありますが、最大の利点は印刷してお渡しできることです。
初代データベースは
歯苦歯苦 http://www.authentic-soft.com/top.html
でした。開業医の先生が自ら開発し育てていったソフトで、私も自分の使い方に合わせて改編できたので非常に重宝しました。
しかしだんだんとPCの台数が増えていくにつれ、また何年分のデータが積み重なるにつれ、データベースを乗っけているファイルメーカーの動きが悪くなってしまいました。バージョンアップするのも、台数分の値段がかかってしまいますので、ついに2代目の登場になりました。
ところが、最近はあまりこういうソフトの存在を聞きません。大手のモリタさんはレセコンと連動するシステムで、単純に歯周検査のみなのはGCのソフトくらいでした。そこで購入したのがナルコーム社の達人プラスVer4です。
http://www.narcohm.co.jp/products/tatsujinplus/index.aspx
まだ導入したばかりで、使いこなしていませんが、なかなかいい感じです。
シャーカステンとは、病院にあるレントゲン写真を貼り付ける白い電灯付きの器具のことです。1999年に買った当院のシャーカステンがついに故障しまして、カメラ屋さんに新しいのを買いに行ったのですが、当時とは時代が変わってしまって、デジタルカメラ全盛期、一般のお店には置かれていないようでした。
ネットなら売っているかもしれない、と店員さんが言うんで、検索してみたら、ちゃんとひっかかりました。と言っても実物ではなく、パソコンの画面をシャーカステンとして使う無料ソフト「シャーカステン」です。
http://www.anzai.net/soft/schaukasten.html
作っているのは、長野の知り合いの先生でした。誰かと思ったら・・^^
ありがとうございます。
当院ではカウンセリングコーナーにシャーカステンとパソコンを置いて説明に使っていたので、これにて一石二鳥になりました。
本音を言えば早くデジタルレントゲンが欲しい藤田でした。
先日外付けHDDが壊れて直近2年間のデータが無くなってしまい茫然自失の藤田です。その前までは2重のバックアップがあったのですが、油断していました・・・。
歯科医院の分は、毎年紙データ(年報)で出力していますので、ちょっと安心な部分もありますが、なにが起きても良いように準備はしておかねばならないと痛感しました。現在藤田歯科医院ではパソコンがサーバー含めて7台!データはなるべくサーバーにまとめて収納するようにしていますが、口腔内画像など量が増えてくると1台だけでは収まりません。で、あちこちにデータが入ってることになってるんですが、どのPCが壊れても大丈夫、さらに全部まとめて壊れてもなんとかなるよう、バックアップシステムを構築しないといけません。これが意外と大変です。
まずは、それぞれに入ってるデータをピックアップし、バックアップの関係を図にしました。

バックアップは、フリーソフトのReal Sync
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/
を用いて行います。便利なソフトですが、上書きされるだけなので、定期的にバックアップ側のPCのフォルダを整理するため、一度すべて消去してから再度バックアップします。意味がわかりにくくてすみません^^;
で、最後の詰めに1ヶ月に一回DVDなどに保存しておくべきです。・・が、時々滞ってます。災害など起きてからでは遅いので、何も無くてもバックアップを取る習慣を付けておきたいものです。
ユニット横にデスクトップのPCを無理やり置いていたのですが、やはりかさばってしまい、ノートパソコンを買いました。耐久性から言えば明らかにデスクトップの方が長持ちするのですが、今ではどんどんスリム化されてて、お店によっては携帯でいろんなデータの管理をしてるところもあるようですから、試しに7インチノートを購入しました。
これです。
キーボードも当然小さいので慣れるまで大変ですが、インテリアとしてもおしゃれでいい感じです。

“web2.0”という言葉が出てから、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が注目されています。ネット上で特定あるいは不特定の方と通信する、という手段は古くはパソコン通信、最近では掲示
板やメーリングリストを思い浮かべますが、SNSもその延長線上に位置しています。
登録したら自分のページがもらえます。自分のブログを書いたり、いろんなコミュニティ(掲示板)に参加することで交友関係を広げたり深めたりします。
SNSにはメールによる通信に比べて以下のような利点があります。
・メールを管理しなくてよいので気楽。
・個人宛のメールをMLに誤送信したり、MLからウィルス感染する心配がない。
・メールアドレスも非公開なので、SPAM(迷惑メール)の心配も不要。
これらのことから、SNSは2006年に大流行となりました。メールよりもSNSを使うという方も増えているようです。連絡する相手が固定されている場合は便利ですね。
大手はミクシィhttp://mixi.jp/で、会員数は800万人以上です。ここに入会するためには先に会員になった人から紹介(招待)されないと入れません。私も加入しています。
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=3426615
ブログの読者の方は是非マイミクになってくださいね。
藤田歯科医院でもコミュニティを作っています。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2002463
こちらもよろしくお願いします。
他にも有名どころはGREEhttp://gree.jp/やMySpaceなどがありますが、より話題を絞って、サッカー好きだけが会員のSNSや大学生限定SNSなど、どんどん細分化されてきて、かなりの数のSNSが存在しているようです。
また、特定のグループで自分だけのSNSを作るサービスもあります。お勧めはSo-netのSNS作成サ-ビスです。
http://www.so-net.ne.jp/sns/
登録者を限定して自分だけのSNSが無料で作れます。全くのクローズドなSNSで、差し詰め自分だけのミクシイってところでしょうか。情報の流出もなく、SPAM(迷惑メール)に大事なメールを見落とすこともなくなりますので、スタディグループなどの情報交換に有効です。新たにメーリングリストを作る際は、こういうサービスもご検討ください。
web2.0は幻想だという辛口な意見もありますが、今後SNSがネット利用のほとんどを占めるようになってくる可能性はあるかと思います。
※この原稿はNPO法人ウェルビーイングのメールマガジンオープンプラットホーム通信に連載したものに加筆訂正したものです。
8月は雷が多かったですね。落雷なんてあまり関係ないものと思っていましたが、近所に落ちたようで自宅の電話機が故障してしまいました。修理をお願いしましたが、同様の依頼が数百件あったらしく、2日間くらい電話が止まってしまうトラブルがありました。
一度被害に遭うと自然災害の怖さが身にしみますね。よく聞いてみると歯科医院でも利用中のパソコンのデータがぶっ飛んでしまったというようなトラブルもありますから要注意です。
雷が発生しそうなときは壁のコンセントやモジュラージャックなどを通じて、インターネットに関連機器が故障するおそれがあります。 故障を防ぐための対策として
■AC電源アダプタをコンセントから抜く。
■電話線を抜く
■LANコードを抜く
などが必要なのですが、家にいないときもありますので、早速以下のようなグッズを買ってきました。
パソコンやADSLモデムを雷からガード!ADSL環境に最適。TAP-BBTEL2(ブロードバンドタップ)
![]()
やるだけやっても落ちる時は落ちるんでしょうが、予防に勝る治療はないというのが、歯科医療と共通しますね。みなさんも気をつけましょう!
当院の院内LANがサーバー=クライアント型になりました。それまでが超スクランブル交叉であっちこっちに通信していたため、時々入れなかったり妙に遅かったり、・・ということが続いたのでレセコン会社の勧めのとおり導入に至ったわけです。結果的にトラブルは減り、レセソフトも早くなりました。

が、1つの診療室にパソコンが8台に・・。これは異常です。一般的なパソコンは、24時間つけっぱなしだと、1ヶ月で
デスクトップ(本体)・・・・・・・・・・908円
17インチCRTディスプレイ・・・・1344円
かかるそうです。
ちなみにパソコンの電源を入れるときにかかる電気代は2.7円なので、昼休みも消さないでいます。
朝一度つけたら、夕方まで点けっ放し、せめてディスプレイのスイッチだけはこまめに切るように心がけることにしました。もはや機械に支配されていると言えなくも無い生活です。
当院における医療情報への取り組み2003
今回は
病気、病院、医者などの医療情報
病院(内)の情報・・院内でのスタッフ間の情報
患者さんの情報・・個々のカルテ等の情報
の3つを近年よく耳にするキーワードと共に考えてみました。
キーワードその1「情報化」
インターネットの普及により派生した「情報化」の波はブロードバンドによって益々スピードを高めてきました。いわゆる医療情報は、病気、病院(医者)、患者さんの3つの情報を総合したものですが、このそれぞれをどこまで公開するか、一般化するかというのが昨今の医療現場の話題となっています。
この点ではホームページ(以下HPと略)が大きな貢献をしています。難しい病気でも自宅にいながら医療情報が手に入るようになりました。わかりやすさのばらつきや、発信側の私情の介入によるバイアスの問題をクリアするため、2-3件のHPをハシゴするとよいでしょう。当院のHPは一般歯科医院のHPの性質上、病院の案内のニュアンスが高く、詳細な病気の原因や症状は他に譲っています。今後どうあるべきかは試行錯誤の途中ですが、コミュニケーションの一つとしてのHPの利用と言う風に考えています。
患者さんの情報としては、突っ込んで考えると「カルテ開示」という問題になります。今まで医者のものだったカルテ情報もまた情報化されつつあるものの一つです。「カルテの問題」はここ数年で、社会問題としても捉えられてきています。一つにはカルテの概念そのものがまったく変わってきているように思います。以前は「医者のもの」であったカルテは、医者だけが読んでわかればよかったので、略語、専門用語、英語、ドイツ語で殴り書きされていても支障はありませんでした。ところがカルテは「患者さんのもの」という認識が高まってきました。開示に耐えうる、読みやすい、わかりやすいカルテが求められてきています。カルテの問題が社会的にどうであるか、当院においてはどうであるか、ということを勉強会で行いました。
病院の情報としての院内の情報化については下の項で記します。
キーワードその2「グローバルスタンダード」
グローバル・スタンダードとは、特定の国や地域、企業などだけで適用されている基準ではなく、世界中どこでも適用される基準や規格、ルールといった意味で使われています。今まで日本だけで通用していたことを世界共通なものにしようというわけです。これによりJIS規格はISO(国際標準化機構)規格に変わってきています。
医療界でも「EBM」や「クリティカルパス」といった動きが盛んに進められています。詳しくは述べるスペースがありませんが、術者によって異なった診断や術式をなくし、科学的根拠に基づいて医療を行おう、ということです。このことは医療においても規格化され、標準化された医療技術を培うということに繋がっており、院内のシステムを作ったり、診療マニュアルを整備することの重要性が謳われています。マニュアル世代、と呼ばれるように「マニュアル」という言葉には経験則優位の意味がありましたが、最近はISOを取得する歯科医院も増え、マニュアルの意味も変わってきています。
2002年は当院でも診療マニュアルの作成を行いました。目的は「マニュアルを作ること」ではなく、それが確実に運用されるシステムを構築することであるため、「出来ないかもしれない」「忘れてしまうこともある」というのを前提にマニュアル作り、システム作りをすることでミスや二度手間を減らすことも出来ました。マニュアルはファイル数が130、容量で200MBを超え、ここに載せることは出来ませんが、院内の「規格化、標準化、単純化」を行うには大変役に立ちました。これが病院の情報化の根幹をなすものになると考えています。
ところで、生命保険や年金の話で、よく自分の財産は自分で守ろうといったようなことが聞かれるようになりました。これは情報化が進むことでご都合主義は破綻し、グローバルスタンダードによって日本だけの決まり事や自分だけの決まり事は通用しなくなってきたからでしょうか。一般常識や法律で世の中全てが動き始めたのです。やる気や情熱よりも「成果」が評価される傾向にあるようです。成果や結果を重点に置くことで無駄を省き、目的を明確にした仕事が求められるようです。さて、当歯科医院では、今年すぐにこれらを取り入れていく必要はありませんが、2003年は少しずつ世間一般の会社のしくみを真似して行く予定です。
キーワードその3「自立」
そんな中で最後のキーワードは「自立」です。一言で自立と言ってもいろんな意味があります。健康面での「自立」は上に記載した内容とはちょっと意味が異なってくるかもしれません。僕が当初からお付き合いのあるNPO法人Well-being(旧称福岡予防歯科研究会)やネパール歯科医療協力会では、ヘルスプロモーションの概念から自立支援型の活動を行っています。患者さんが自ら健康の坂を登って行き、我々医療人はそのサポーターである。主役は我々ではなく患者さんである。といったことを頭に置きながら、2003年度は我々や従業員が自立することを念頭に置きつつ、みなさんが自立する手助けが出来るよう日々努力を重ねていきたいと思います。
2003.4月 記
当院におけるIT(その2)
続きです。(H14.4月記)
まずおさらいですが、IT革命の中でも「情報の共有」にポイントを当てて
1. 医院内での情報の共有
2. 各医院間の情報の共有
3. 患者さんと医院の情報の共有
の3つに関して当院での取り組みを紹介します。
医院内(歯科医師とスタッフ、スタッフ同士)での情報の共有
前回、医院内の情報の共有という点では、IT革命というよりも昔ながらのアナログな方法が重要と述べたとおり、ミーティングは密に行っています。(連絡事項や勉強会、実際のケースプレゼンテーション)。ミーティングの成功はいかに確実に伝達できるかということですが、そのためにはなるべく僕が喋らない事だと痛感しています。
その他、パソコンを使って状況情報や知識の共有を目指し、院内LANにてあれこれやっていましたが、少ない人数、小さな空間ですので、大きな声に勝るものはありませんでした(おーいと呼んだ方が早いということです)。この辺りのシステム化や業務プロセスの効率化を図るためには、もっと大胆なツールの導入とトップダウン方式の運用が必要かと思います。その反面、そのシステムが機能するかどうか、陳腐化しないかどうかを考えると、果たしてどこまで必要かと首をかしげるところもあります。高価な歯科用ソフトを購入して、「高かったんだから使おう」というのはある意味正解でしょうね。
使用ソフト
各PC間をつなぐIP メッセンジャー(フリーソフト)
各医院間の情報の共有
ここは行政や社会の仕事だと思っていますのでズバリ書きますが、1年間ではあまり進行しなかったようです。一部カード式の保険証が導入されましたが、今のところ医療現場には混乱以外はもたらしていません。さて、今年はどこまで進化するでしょう。
患者さんと医院の情報の共有
前回2点、ホームページの開設と充分な情報の提供ということをお伝えしましたが、ここは順調です。ホームページを見て来院される患者さん、電子メールで相談される患者さんもいらっしゃいます。e-mailは遠慮なく下さい。。
口腔内写真をデジカメで撮影し口腔レポートとしてお渡ししたり威力を発揮しています。欲を言えばデジカメ写真ではまだ銀塩に匹敵する色彩が出ず、長期的な症状の比較検討には向いていないところがあります。
パソコンによるプレゼンテーション(自作)は目的をもって聞かれる方には効果的ですが、そうでない方には説明のための説明になってしまうので注意が必要です。患者さんの思いを引き出すには、型にはまった説明では限界があるようです。
使用ソフト
OralView(宮城県仙台市 沼田先生)
以上、IT革命というよりは、当院のコンピューターの活用でした。「IT革命」は数の大きな母体にのみ当てはまる言葉ではないでしょうか。少人数ではこだわる点とこだわらない点を明確にしていくことが必要と思います。
(H14.4月記)
当院におけるIT(Infomation Technology)
IT革命という言葉に代表されるよう、近年の情報化社会の波は凄まじいものがあります。医療界でも、インターネットを通じて医療情報が簡単に手に入るようになり、今後は患者さん中心の方向へと転換していくことでしょう。さらに、医療ビッグバンと呼ばれる外資系の参入もあり、歯科医院においてもこれまでの発想を転換すべき時代となっています。
IT革命による情報の共有には
1. 医院内での情報の共有
2. 各医院間の情報の共有
3. 患者さんと医院の情報の共有
があります。
これらの点を踏まえて、藤田歯科医院ではあらゆる試みを行っています。
現在の状況と、今後の予定を個々にまとめてみます。
1. 医院内での情報の共有
医院内(歯科医師とスタッフ、スタッフ同士)の情報の共有という点では、IT革命というよりも昔ながらのアナログな方法が重要です。すなわち、ミーティングやカンファレンスなどコミュニケーションを密に取ることで、全員にもれなく、かつ正確に情報を伝えること。
しかし、最近ではちょっとした連絡ミスが、医療ミスのような社会問題に繋がることもあります。この点をより確実、効率的効果的に行おうと院内にてTQM (Total Quality Management)発表会を行っています。こういった試みは、1歩1歩は小さくても、積み重なって大きな前進になると期待しています。
※院内LAN
さらに、院内での情報の共有に活躍しているのが、4台のパソコンによるLAN(Local Area Network、つまり複数のコンピューターを連結すること)です。これにより、情報を取り出しやすくなりました。うち1台は、デジタルカメラによるプレゼンテーションとして活躍し、1台は待合室での完全フリーな患者さん用のものとなっております。
今年度は
・ モバイル用パソコンの導入による、チェアサイドでの活用。
・ 大容量の最新型パソコンの導入によるマルチタスク
といった方向性で2台のパソコンの購入を予定しています。
2. 各医院間の情報の共有
次に、各医院間の情報の共有ですが、これは現在他医院との情報の共有のための電子カルテが提唱されていますが、これに見合う電子カルテは存在していません。問診、検査結果、治療方針等が全国統一のコードになるまで、現在使用中のレセプトコンピューターに連動したデータベースシステムをMSオフィスのアクセスというデータベースソフトを使って実現させています。
3. 患者さんと医院の情報の共有
最後に、患者さんと医院の情報の共有です。以下の2点に重点を置いています。
○ホームページの開設
言うまでもなく、ここのことですね^^
○十分な情報の提供
検査を行ってせっかく患者さんの資料が揃ってもそれを提供しなければ、患者さんには理解できません。この点を踏まえ、コンサルティングルームにパソコンを1台置き、デジタルカメラ(オリンパスC2500-L)で撮影した画像や、レントゲンをプレゼンテーションしています。(写真参照)

以上、未熟な点もまだたくさんありますが、現状での院内のIT革命です。(続く H13.4月記)

