3日は、博多美野島にて3年目のホームレス者の歯科検診に行ってきました。通常は月に一回無料相談を行っていますが、その情報の周知や受診者の拡大のために行う集団検診です。
これまでの流れ
ホームレスの歯科保健支援を考えるセミナー 開催 2006.10.13
第1回博多ホームレス検診 2007.3.21
第2回クリスマス検診 2008.12.22
都会の方に行かないと生活ができないようで、北九州や福岡に集まるため、直方ではあまりホームレス者は耳にしませんが、実際他人事ではない重要な社会問題だと思います。検診してもすぐに治療に結びつくわけでもなく、虚しく感じる場面もありますが、いろいろ会話をする中でお互い温かい気持ちが育てば良いなと思います。

4月28日は直方市の三歳児健診の当番でした。とある先生からヒントを得て、100円ショップで買ったマスクで子どもの心を掴んできました。

40人くらい来ましたが、2人くらい気づいてくれましたよ(笑)

鼻血が・・・。
ここ直方ではあまり聞きませんが、福岡の中心部博多や北九州では仕事がなくホームレス生活を強いられている方が増えています。福岡では「福岡すまいの会」
http://www16.ocn.ne.jp/~homeless/
北九州には「北九州ホームレス支援機構」
http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/top.htm
などの支援団体があるのですが、すまいの会の支援者の中に直方出身の方がいらっしゃいます。その方が非常に熱心で、NPO法人ウェルビーイングに相談に来られたことをきっかけに、ホームレス者の方の歯科相談が始まり、2年が経過しました。
これまでの流れ
ホームレスの歯科保健支援を考えるセミナー 開催 2006.10.13
第1回博多ホームレス検診 2007.3.21
その後も月に2回歯科相談を続けていまして、今回は2回目の集団検診。いつもはなかなか参加できないので、休みの日くらいは、と参加してきました。

今回の目的は
・ 歯の問題をかかえているホームレス者の歯科相談を行なう
・ 今ある歯を大切に保ってもらうため、歯周病予防を中心とした歯磨き指導を行う
・ データや今回の活動から得られた情報などを、就労・自立支援のための歯科支援システムを構築していくための一助とする
となっております。私が検診した4-5名の方は諦めてらっしゃるのか、特にご自身では歯のことはおっしゃらなかったのですが、歯磨きはあまりされていない様子でした。

そこで、歯磨き指導を行うわけですが、どーせ治療は受けられないんでしょ?と言われる方に対し、確かにそうではあるんですけど・・とお答えするのが、最初は辛く思いました。しかし、歯磨きだけでかなり改善することも多く、何度も繰り返して行ううちに、希望の光が見えてきた、と言われる方も実際にいたりして、活動の難しさの中に明るい光も感じました。
今回もウェルビーイングの方々はとてもよく考えられていて、クリスマスだから、と歯ブラシをラッピングしてプレゼントとしてお渡ししました。

このような活動は本当に地道ですし、理解されないこともあるのですが、もし誰もやらなければ・・ということを考えると、歯性病巣が悪化して路上死する例もあるわけで、放っておくのは怖いことであります。
ホームレスは社会の縮図とも言われているようですが、なぜホームレスになったのかとか、給与ピンハネの実際の話とかいろんな話も聞けたりもしました。考えるところ、学ぶところも多くありました。
11月20日は宮田マリーホールにて宮若市長のローカルマニフェスト検証大会に参加しました。
私もちょこっとだけですが、発表させていただきました。
住民参加のまちづくりとはよく聞きますが、実際にこういう会に参加するとまた今までと違った面から見えてくるものもありますね。主催の青年会議所の担当委員会のみなさん、お疲れ様でした。


当院の医療理念の一つに「来院者および地域の方々のQOLの向上を目標にします」と掲げています。これまで、来院者の方とは直接、歯科医療を通して関わりが持てるのですが、「地域の人々」となると接点がありそうでなかったり、顔は知ってるけど、口腔保健の関わりが無かったり、理念の実現は難しいと感じていました。
そのまま何もしないのもイケナイ!と一念発起し、直方青年会議所の会員となったのが昨年。同窓会やPTA、町内会の行事にも可能な限り顔を出し、地元の人たちとの連携を極力図るように努めてきました。(お酒もたくさん飲みました)。最近になってようやくその甲斐あってか、知り合いも増え、いろんな地域連携を行え・・・そうな所に差し掛かっています。
鞍手高校の先輩である湯村院長先生と何度か飲んだ際、全身の健康を考えた「菜食」に取り組まれていることを知り、先週は感田の湯村鍼灸整骨院、併設のさくら・介護ステーション直鞍感田へ見学に行きました。訪問診療のあり方についていろいろと教えていただきました。介護事業所との連携はこれから必須になってくると思っています。
日曜日は鞍手の障がい者施設のゆたかサンフェスタ2008に遊びに行きました。小雨の中、たくさんの参加者でにぎわっていました。現在当院では、入居者の口腔ケアに一役買うための準備を進めております。10月の東京での障害者歯科学会に続き、来週は和歌山の知人の先生が行っている施設での口腔ケアを見学に行ってきます。地道に着々と準備が進んでいます。

「地域の方々のQOLの向上」という点では、まだまだ最初の一歩にも届いてなく、やらねばならないことも多いですが、少しずつでも地域医療に貢献できれば、と思っております。
2/29(金)夜は隣組の集まりで年に何回か開催している講演会「新町ゼミ」に行きました。地元に住んでいる人たちがそれぞれの得意分野のお話をします。
手前味噌で恐縮ですが、私も2004年にネパールでのボランティア活動を、父が2006年にビデオカメラの話で講師としてお話をしました。
今回はうちの2軒隣の栗田さんが講師でした。なんと栗田さん、新日鉄でバレーボールの選手そして名監督で、数々の選手を輩出した方でした。下の写真はミュンヘンオリンピックの日本選手団主将・中村祐造選手です。この人も栗田さんの教え子だそうです。ちなみに左側が父で、ちびっ子が私です。
バレーボールが日本に導入された時の話や、ママさんバレーが流行ってた時の話、そして最後に「ぶるな らしくせよ」という言葉をいただきました。直球で良い言葉ですね。

春夏冬休みになると定期健診に来てくれる中学教師のHさんの関係で今年も三中の進路学習会、「働く人たちに学ぼう」のゲスト講師として行ってきました。かれこれ3回目になります。

自分が中学生の頃を考えると、今の自分は彼らに決して偉そうに喋れるような大人にはなっていないような気もしますが、現代のスピード社会を踏まえ、早いうちから将来の職業や夢について考える機会になれば、と思い語ってきました。
日本の江戸時代の将軍の歯の話や、現代でもネパールのような国と比べて、いろいろ社会が変化する中、医療も変わらないといけない。そのためにはいくつになっても勉強はしないといけないこと。また中学生の時は将来のことを友達と共に話すことの貴重さを伝えたかったのですが、うまく伝わったでしょうか???


終わった後、体育館で1年生全員に歌のプレゼントをしてもらいました。

で、今回なんと、自分が中学校の頃、野球部の監督だった当時の通称“チャー坊”先生と再会しました。一時病気をされていたそうですが、現在は良いそうです。玄海少年の家に行った時のことなどを思い出してアドリブで話の中に入れちゃいました。まずかったかな。ごめんなさい先生!

それにしても。
いつの間にかあの頃の先生たちと同じくらいの年齢になってしまったんですね。自分ではあまり変わってない気がしますけど。私も先生と言われる立場になってしまってはいますが、中学の先生に藤田先生と呼ばれるのはむずかゆいです。で、私にとってはいくつになっても先生は先生のままです。これからもお元気で!
以前から直方手話の会の皆さんに当院に来ていただき、手話講座を開いていただいていました。お世話になったお礼というわけではないのですが、たまたま機会に恵まれたので23日7時半より直方中央公民館で行われた例会でお話をしてきました。
歯科の話というよりも個人的に聞きたかったことを中心に組み立てていきました。話は同時通訳で手話でお伝えしました。↓こんな感じ。

話の合間にディスカッションを行いました。「健康とは?」ということ、「あなたにとって大事なものとは?」というのをWifyというツールを使って、ワークしながら行い、最後に「あなたの生きる目的は?」ということをお尋ねしました。
参加者の意見の中に、「自分は耳が聞こえなくてつらいこともあったけど、神様が与えてくれた試練なので仕方が無い。今では同じ境遇の人たちが、つらい思いをしないように、みんな平等でいられるようにすることが、自分の生きる目的です。」というのがありました。素敵なことだと思います。
地域ではいろんな方々が活動を行っています。私ももっと地域活動に参加できるようにしたいものです。
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本日は博多・美野島教会にてホームレスの歯科検診ボランティアに参加してきました。もともと炊き出しがある日で、多くのボランティアの方が参加されていました。歯で困っている方はついでに検診、ということでしたが、検診とブラッシング指導を行うのみなので、まったく興味を示さない方もいらっしゃいました。まずは検診を行って問題点を把握しようということで、結果は分析し、次に繋がれば・・、と思うのですが、今はまだ暗中模索の状態かと思います。
個人的にはいろんな話を聞けて楽しく仕事させていただきました。また、HPなどからボランティア参加してくれた学生さんたち若い方々の協力をとても嬉しく思いました。
社会の縮図と言われているホームレス問題に関心を持っていただければ、と思い記事にしておきます。
12月16日(土)午後2時より、当院待合室にて小児を対象としたクリスマス会を開きました。
何が行われたのか見てみましょう!

歯医者さんの道具を使ってみよう体験コーナーで、技工に使う石膏をアンパンマンの型に流してアンパンマンフィギアを作りました。
型はこんな感じ

石膏をスプーンで流します。

固まるまで待ちましょう。約20分後、固まった石膏に色を塗りましょう。キレイに塗れるかな?

上手に描けました!

他には歯のクイズ!みんな真剣そのものです。

最後はビンゴ大会!9つのマスに思いつく果物の名前を書きましょう!

BINGO!

普段診療室では見ることが少ない、子どもたちの活き活きした表情を見ることができて、とても楽しい2時間でした。
みんなで記念撮影!

今回は初めての試みだったので、参加者は募集せずに、知人に声をかけています。来年の開催はまだ不明ですが、行う際はお知らせしたいと思います。
11月22日の昼休みの1時間を使って、当院待合室にて、直方手話の会医療部の方々をお迎えし、手話教室を開きました。初回は簡単な挨拶や自己紹介の仕方を学びました。

最初は、英語やドイツ語などの語学を学ぶように、主語+述語などのような文法を学ぶのが手話かと思っていましたが、表情やボディランゲージも使う感情の言語なんだと思いました。まずはジェスチャーとか伝えようとすることから始めようと思います。
今までは筆談でしたが、少しずつ手話を使って会話ができるようにしていきたいと思います。

左から手話の会の尾上さん、今回マネジメントいただいた増井さん、川崎さん。
次回開催日など詳しいことはまた後ほどお伝えしたいと思います。一般の方も参加自由、無料ですのでお気楽にいらしてくださいね。
11月17日夜は当院院長である、私の父が隣の新町第三公民館で講演を行いました。


趣味のビデオカメラで16mmの時代から8mm、そしてビデオ、DVDへと道具も変わりつつ、録画してきた映像を発表しました。

8mmはたくさんフィルムがあるのですが、機材がないらしく、なかなか見れません。このままお蔵入りするのも勿体無いので、ネットででも情報を探しています。
11/17午前中は、折尾の九州女子大の栄養課の臨床実習の一環として「歯科と栄養」をメインに講義を行ってきました。

自分が学生の頃を思い出し、面白い話、笑える話の方が受け入れやすいんじゃないかと準備していきましたが、皆さん真面目で、「むし歯の要因」などの話もちゃんとノートをとりながら聞いていただきました。もちろん、参加形式でいろいろインタビューを交えながら、管理栄養士として働くことの幸せとは?などについても考えてもらいました。

40人くらいで、女子大学なのでもちろんすべて女性。楽しくは過ごしましたが、疲れた~!

講義内容メモ
●歯医者の仕事
○歯医者の仕事
・治療
・予防
・健康づくり
○歯医者の仕事(予防)
・離乳食、断乳
・おやつ指導(キシリトール)
・歯肉炎予防(受験むし歯、部活むし歯)
・歯周病予防
・口腔ケア
○むし歯の原因
・むし歯予防の3つの輪
・おやつ、歯磨き、フッ素
・唾液の働き
○治療から予防、健康医療へ
・健康って何?
・ヘルスプロモーション
●食べること
○お口の働きって?
・ビンゴゲーム
○経管栄養
・口から食べることの大切さ
・誤嚥性肺炎
・介護予防
○食の環境
・孤食
・個食
・粉食
●管理栄養士とは
○管理栄養士とはどんな職業なんですか?(私からの逆質問)
・資格や試験は?
・就職先は?
・何歳まで働く?
・何をする仕事?
・どんなことをしたい?
・管理栄養士の幸福とは?
○栄養学
・栄養学は進化していますか?
・栄養が良くなればなるほど別の疾患を抱える人たち
○コミュニケーションの大切さ
・指導は受けたくない
・いろんな人がいろんな価値観で生きている
・コミュニケーションの4つのK

8月4日(金)PM1:30-3:00 小竹町保健センターにて、一般住民向けの講演会を行ってきました。健康推進委員のみなさんが2年間の期間でいろんな健康に関する研修を受けて、他の住民へ拡げていこうという活動の中の「歯周病予防」のコマを担当しました。
参加型で隣の人とペアを組んで、所々で話し合ってもらいました。話し合いは盛り上がり、講義の部分は静かに聞いていただき、話す方も大変楽しく行わせていただきました。また呼んでください。

こども110番のおうちになりました。ちびっ子のみんな、ピンチになったらいつでも来てくださいね!
※当院裏通り通学路になっておりますが、裏口がわかりにくいのと、隣がすでに110番のおうちなので、表玄関に貼っております。
6/22(木)の午後、竜徳高校の公開授業に参加しました。私の所属している予防の研究会NPO法人ウェルビーイングhttp://www.well-being.or.jp/で健康教育や質的研究でお世話になっている福岡大学の守山先生が外部講師であることからこの講座を聞いて、近所(車で5分)の高校でこのような取り組みをしている学校があると知って参加しました。佐賀や大分などからたくさんの方々が見学に来ていました。
3年生がいくつかのグループに分かれて性教育についての公開授業のあと、ノルウェーから来日中のミッテルマーク先生を囲んでのミニシンポジウムが行われました。私が参加したのは守山先生による「家庭の大切さ」というグループです。授業といっても従来のような先生が講義をするというのではなく、少人数でのグループ討論形式で行われました。
ここで登場したのが“Wify”というワークシートです。Wifyは「What is important for you?(あなたにとって大切なものはなんですか?」の頭文字をとったもので、私の身の周りの無くなったら困る大切なものをじっくり考えていきます。それを友達と意見交換することでいろんな気付きが起こります。
守山先生はこれを高校生への講座で使いました。最初は戸惑いもあった生徒たちでしたが、だんだんと活発な意見が出始め、守山先生は黙ってそれを傾聴していました。守山先生の口からは最後まで家庭が大事だ、とか家族を大切にしよう、といったことは語られませんでしたが、参加者はみんな大事なものはなんなのか気付いていたと思います。流石です。
講師から何かを伝える、というのではなく、生徒たちが何かに気付くのを待つ、という2時間でした。これは私たちが実践したいと常々思っているヘルスプロモーションの考え方であり、実際に地域の現場での実践に立ち会うことが出来て大変勉強になりました。

写真は総評を述べるミッテルマーク先生です。
