久しぶりにホームページを更新しました。
妊婦さん口腔ケアサポートのページです。
女性がお口のトラブルに見舞われるきっかけの一つは「妊娠」です。理由はホルモンの影響や、つわりなどで歯ブラシが入れにくかったり、生活が不規則になってしまったりすることといわれています。
また、お子さんが歯科医院を訪れるきっかけは「むし歯になってから」、というのが依然として多いのではないでしょうか?
当院では、この2つのきっかけを解消できないかと、サポート体制作りを行ってきましたが、ようやく形になってきました。一人でも多くの方が口腔ケアを通じて健康で幸せな人生を歩んで欲しいと思っています。
詳しくは妊婦さん口腔ケアサポートのページをどうぞ。
この秋より口腔グッズの新製品を入れました。よかったらご利用ください。

入れ歯を洗う歯ブラシ(写真左)と保温洗浄容器(写真右)です。(税込: 左¥378 右¥525)

「チェックアップ・ジェル」です。むし歯になりたくないあなたのために作られました。成人の方に特にお薦めです。これで、むし歯を予防しましょう!(税込¥609)
月曜です。今週も頑張りましょう!

当院では、歯ブラシのセット販売を行っております。むし歯予防セット、歯周病予防セット、の2種類で、それぞれの予防に必要なものを入れています。これでカンペキ!?
です。
歯磨きもしなくていいし、甘いものも食べ放題でも、絶対にむし歯や歯周病にならない方法が一つあります。
それは「生まれてから死ぬまで毎日歯科医院に通うこと」です。毎日と言うのは大袈裟ですが、定期的にこのPMTCを受けていれば
かなりの確率でお口の疾患は予防可能です。(個体差がありますので、曖昧な表現になることをお許し下さい。)
定期的にという事ですが、当院では基本的に3ヶ月に一回の間隔で行っています。でも、半年以内なら、あなたが通院しやすい、長続きしやすい間隔が一番だと思います。あまり頑張りすぎても長続きしません。
●PMTCの術式
1. プラークの染め出し
染まった部分を患者と一緒に確認する→ブラッシング指導(必要に応じて)
2. フッ素配合ペースト塗布
使用ペースト→メルサージュ
3. 隣接面の清掃・研磨
(1) 歯間ブラシ(2)フロス
(3)届きにくい部位にはタンデックス・ソロ(エルバ)
以上(1)-(3)はPTC(器具・Mechanicalを使わずにクリーニングを行う)場合です。
当医院ではPTCとPMTCを組み合わせて行っています。
(4)プロフィンハンドピースにエバチップ(モリムラ)を装着し研磨
4. 頬舌側面、咬合面の清掃・研磨
ヤングプロフィーカップ・ブラシ(モリムラ)
5. 歯面及び歯周ポケット内洗浄
6.フッ化物塗布
・小児:フロア-ゲル ・成人:ジェルテクト(GC)
※ 義歯清掃
(1)デンチャ-クリーナー(GC)で超音波洗浄
(2)義歯ブラシでブラッシング
●ホームケア一覧(当院使用中、販売中の製品です)
成人
▲歯ブラシ
一般成人:DENT EX33M or バトラーGUM♯200
歯周病予防・改善、知覚過敏:システマ(4種)
最後臼歯遠心、智歯、歯頸部など:プラウト(オーラルケア)
電動歯ブラシ:ソニケア
▲フロス
ホルダー付き:ウルトラフロス(ライオン)
指に巻きつける:フロス(WAXED)(バトラー)
▲歯間ブラシ
コンパクトで持ち運びにも便利:DENT.EX(ライオン)
臼歯部でも曲がりにくい:DENT.EXインターデンタル(ライオン)
▲歯磨剤
虫歯予防:プロスペック(GC)
歯周病予防:ブロサール(日本歯科薬品)
▲デンタルリンス
ガム・CHX洗口液(バトラー)
小児
▲歯ブラシ
6ヶ月~2歳:BABY REBRUSH SET(スヌーピー)
乳歯列期(6歳以下):13M(ネコ)
混合歯列期(7~9歳):12M(イヌ)
小学校高学年~中学生:11M(カモメ)
仕上げ磨き:14M(ウサギ)
咬合面・歯列不正・仕上げ磨き:プラウト
▲歯磨剤
チェック・アップこども
虫歯予防(フッ素入り)・甘味料はキシリトール
▲フロス
仕上げ磨き・患児の習慣付けに:ウルトラフロス
▲フッ素
3、4歳~中学生:フッ素洗口
1-3歳:フッ素スプレーの歯ブラシへのつけ磨き
▲その他(ガム)
マスティック(ガム)
キシリフレッシュ(子ども用ガム)
●家庭と臨床で応用されるF局所応用は大きく2つに分かれる。
その1・高濃度F(フッ素塗布)→歯科医院にて、年に数回。
2・低濃度F(フッ素入り歯磨剤&フッ素洗口)→家庭や学校にて、毎日。
幼児(1~3歳児)へのF応用
★幼児は、洗口動作や嚥下のコントロール能力が十分ではなく、F歯磨剤とF洗口が応用できない。
そのため
F液ブラッシング、またはその代替法+F塗布(歯ブラシゲル法→一般法)の組み合わせを応用する。
○ 自宅でのF応用(F液ブラッシング、またはその代替法)
☆ F液・・NPO法人wellbeingより購入「シュッシュF」
・洗口が出来ない低年齢児に有効。
・ F液の保存期間は溶解水の水質によって左右されることがあり、注意
★ F液ブラッシングの代替法
・Check-Up foamの使用
・Check-Up foam・・泡状でありほとんどが空気であるため、歯ブラシ一杯につけたとしても使用F量を制限でき分散性も高い。
○4~5歳児に対するF応用のポイント
●4~5歳児への適当なF局所応用には
1 塗布
2 F歯磨剤によるブラッシング
3 F洗口。F洗口のできない幼児にはF液ブラッシングを勧める。(就寝前の仕上げ磨きにはF液ブラッシングor代替法)
●歯磨剤を飲みこまずにブラッシングでき、洗口が出来れば歯磨剤を勧める。
~使用方法の指導例~ ※当院で使用のもの
方法 成分・効能 商品名
950ppmFソフトペースト状歯磨剤による単独ブラッシング
・ 低発泡性、低刺激性。試適濃度のF配合。導入用、幼児・学童の単独ブラッシングに適している。
・Dent check-Up Kodomo
950ppmF泡状タイプ歯磨剤によるポストブラッシング応用
・研磨剤無配合、発泡剤少量配合。低香味、低刺激性。導入のための単独ブラッシング応用として、またF液ブラッシングの代替法として。
・Check-Up foam
●F洗口
集団応用の場合は週5日法or週1日法を指導。歯科医院の場合は毎日法を指導。
*時間帯・・昼食後<就寝前の歯磨き後にやるのが望ましい。(有効濃度を保持できるため)
*方法・・・30秒間の洗口ポイントは、口の中全体に洗口液を行き渡らせ保持させること。
○小学生~中学生にかけてのF応用ポイントは延長である。(幼児に対するのと同じ)
成人・高齢者に対するF応用のポイント
●成人・高齢者のう蝕の特徴
・歯冠部う蝕減少
・若い成人には隣接面う蝕が好発
・歯根面う蝕増加(歯周病による歯肉退縮+唾液分泌減少)
・知覚過敏
→上記の予防にフッ素応用が有効。
●診療室で使われるフッ素塗布剤
NAF APF SnF2
F濃度(ppmF) 9,040 12,300 19,360
う蝕予防効果(%) 29 28 32
塗布頻度 年4回 年1~2回 年1~2回
味 無味 元は苦いが変えている あまり良くない
歯の変色 無 無 茶色っぽく
歯肉への刺激 無 無 有り
●家庭用のフッ素製剤
・主要薬剤:NaF(フッ化ナトリウム)、SnF2(フッ化第一スズ)
・F濃度:0.02~0.15%
●急性中毒の予防
<5mg/kg・体重 牛乳を飲ませ、数時間経過を観察する(無理に吐かせなくてよい)。
>5mg/kg・体重 1.吐かせる。2.牛乳を飲ませる(Caを多量に含む食品でも可)。3.病院に運び、数時間経過を観察する。
>15mg/kg・体重 救急センターに運ぶ。
洗口液を大量に飲み込まない限り、起こり得ない。
2001年12月勉強会より
参考文献:歯科衛生士2001(Vol25)5-7月号
